James Bond 24:ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ最新作「ボンド24」で、ついに悪の組織のスペクター復活の可能性が浮上!!、クリストフ・ヴォルツが、ボンドの宿敵として、シリーズを代表する悪役のブロフェルドを演じ、白い猫を抱くことになった!!
by
Billy
2014年11月25日火曜日
今週末の11月28日から全米で封切られる人気コメディ映画の続篇「ホリブル・ボスズ 2」でも、悪役を軽妙に演じているクリストフ・ヴォルツが、007シリーズ最新作の第24弾で務める役どころが明らかになりました…!!
ジェームズ・ボンドの地元のイギリスのニュース・メディアだけに、007シリーズを実質的に製作するイーオン・プロダクションズとは、どうやら、水面下で密接につながっているらしい The Daily Mail 発のスクープとして、「ボンド24」への参戦が決定したことを、先々週末にお伝えしたクリストフ・ヴォルツが、1981年公開のロジャー・ムーアの主演作「ユア・アイズ・オンリー」以来、約34年ぶりに、ボンドの宿敵の悪の組織、スペクターの首領、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドを復活させる運びになったことを、やはり、 The Daily Mail がスクープしてくれました…!!
…と書けば、007シリーズの熱心なファンの方から、「ユア・アイズ・オンリー」でのブロフェルドの登場は、それらしく暗示したカメオであって、正式のものではないから、本当にブロフェルドが登場した最後のボンド映画は、1971年公開の「ダイヤモンド」は永遠に」で、チャールズ・グレイが演じて以来になるのでは…?!とか、いや、そうではなくて、ショーン・コネリーがボンド役に復帰した「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(1983年)で、マックス・フォン・シドーが演じたのが最後だったのでは…?!などと指摘されそうですが、いずれにしろ、007シリーズを代表する悪役でありながら、ブロフェルドが長年にわたって、映画シリーズに登場していなかった点においては同意をして頂けるかと思います。
そのようにチャールズ・グレイ、マックス・フォン・シドーのほか、テリー・サバラス(「女王陛下の007」1969年)、ドナルド・プレザンス(「007は二度死ぬ」1967年)らが実際にスクリーン上に登場するキャラクター(↓ 写真)として演じ、特にトップの写真(↑)でも、クリストフ・ヴォルツと並べて、例に示したドナルド・プレザンスがイメージを決定づけ、当たり役にしたと言えそうなブロフェルドが、大変に人気の悪役ながら、長年にわたって登場しなかったのは…、
前述のショーン・コネリー復帰の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」が、本来の007シリーズとは別に作られてしまう原因になった、1965年公開「サンダーボール作戦」(↓ 写真)にまで、理由が遡ることになるようで、その経緯とは…、
「サンダーボール作戦」のオリジナル脚本を、ケヴィン・マクローリー、ジャック・ウィッティンガムと共同で執筆した原作者のイアン・フレミングが、実際の映画の撮影に先がけて、両者を製作陣から追い出したばかりか、あろうことか、まるで自分が単独で「サンダーボール作戦」を考えたかのように、小説化までしたことで、ケヴィン・マクローリーとジャック・ウィッティンガムから訴えられてしまい、裁判沙汰になった挙げ句、「サンダーボール作戦」の権利を、原告側も持つことに決着が到ったため、ケヴィン・マクローリーが独自に仕掛け人をつとめて、本流シリーズとは別に、言わば、「サンダーボール作戦」のリメイク映画の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」が生まれてしまったわけですが…、
約1年前の2013年秋に、007シリーズを製作する映画スタジオの MGM と、イーオン・プロダクションズの親会社にあたるダンジャックの両社が、2006年に亡くなったケヴィン・マクローリーの遺産の管理者との間で、最終的な和解に達し、故人の持つ 007 絡みの権利をすべて買収することに成功し、権利者が晴れて統一されたことで、心おきなく、ブロフェルドを再登場させることが可能になったようです…!!
しかしながら、The Daily Mail によれば、「ボンド24」において、クリストフ・ヴォルツが表向きに演じるのは、フランツ・オーバーハウザーという人物だそうで、役どころのプロフィールとしては、スキーのインストラクターを生業としていたハンス・オーバーハウザーの息子であり、その父のハンスが、ダニエル・クレイグのボンドにとっても、父親代わりとも言える存在だったそうです。なので、どうやら、物語の展開に従って、ボンドとは幼なじみ?!のように親しい間柄のフランツ・オーバーハウザーの素性が、実はエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドだった!!と明らかになるのか?!、あるいは、フランツ・オーバーハウザーという人物が、何らかの経緯で、ブロフェルドに生まれ変わり、皮肉にも兄弟のようなボンドの宿敵になることに…!!といったドラマチックな筋書きが用意されているのかもしれません…!!
よって、クリストフ・ヴォルツの演じるフランツ・オーバーハウザーが、実は悪役で、その正体は、あの白い猫を抱いたブロフェルドだ…!!と、現時点で声高に言ってしまうのは、ネタバレ?!かもしれませんが、ついに007シリーズにブロフェルドが復活!!と大々的に報じられてしまっているので、いずれにせよ、その情報は知ることになってしまうでしょうから、最新作「ボンド24」の大きな見どころとして、ご了承いただければ…と思います。
なお、007シリーズを製作・配給するソニー・MGM は、いよいよクランクイン間近の来週に「ボンド24」の記者会見を用意しているそうなので、その席において、クリストフ・ヴォルツが、フランツ・オーバーハウザーを演じることと、レア・セドゥーのボンドガール就任が公式に発表される見込みです…!!、なので、12月に入れば、これまで「ボンド24」と呼んできた007シリーズ最新作の本当の題名をお伝えすることができるほか、記者会見に登場したキャストの写真もご覧いただけるかと思うので、お楽しみに…!!
前作「スカイフォール」(2012年)から引き続き、サム・メンデス監督がメガホンをとる最新作「ボンド24」は、来年2015年11月6日から全米公開!!、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらのレギュラー・キャストは当然、再登場することが、すでに決まっています…!!
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