************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


先月9月末の30日からスタートし、今週末の日曜日=10月16日まで開催されるニューヨーク・フィルム・フェスティバルで、現地では今日となる10月10日(月)のコロンブス・デーの祝日に、“伝説的な映画監督によるオスカー候補になりえる未完の新作映画” が披露されることは、前売りチケットを販売する関係からも、あらかじめ告知されていたのですが、果たして、その注目のミステリー・フィルムは何なのか?!、クリント・イーストウッド監督がレオナルド・ディカプリオを主演に起用した伝記映画の問題作「J・エドガー」か?!、それとも、スティーヴン・スピルバーグ監督が第1次大戦を舞台に、人と馬との絆を描いた感動作「ウォー・ホース」か?!、“伝説的な映画監督”とは、いったい誰のことを指しているのか?!が話題になっていたのですが、ニューヨークと言えば、やはり、この人!!と言えるニューヨークを舞台に、数々の名作を発表してきた名匠マーティン・スコセッシ監督が “伝説的な映画監督” の正体であることを、業界メディア Deadline NY のマイク・フレミングが暴露してくれました…!!








video platformvideo managementvideo solutionsvideo player

…というわけで、上 ↑ の動画は、ついにニューヨークで今夜、世界初公開されるクロエ・モレッツちゃん最新作の「ヒューゴ」を配給するパラマウント映画が緊急リリースした、名匠マーティン・スコセッシ監督自らが登場し、映画の内容を紹介してくれたプロモーション・ビデオです…!!、と言っても、マーティン・スコセッシ監督のお話は、「縞模様のパジャマの少年」(2008年)のエイサ・バターフィールドくん扮する主人公の孤児ヒューゴ・カブレがパリ駅に隠れ住んでいて、クロエ・モレッツちゃん演じる風変わりな少女のイザベルと出会い、ふたりで一緒に、ヒューゴの亡くなった父=ジュード・ロウ(↓写真)が不思議なからくり人形に託したミステリーを紐解くことに…といった、本作の原作となる児童文学者ブライアン セルズニックのベストセラー小説「ユゴーの不思議な発明」のあらすじを手短に述べているだけで、演出の意図など実際の映画作りにあたっての踏み込んだ話をしているわけでもないので、あまり参考にはなりませんが、「ヒューゴ」の本編映像が披露されるのは、今夏7月半ばに初公開された予告編以来となりますし、初めて目にするカットもふんだんに盛り込まれているので、この映画に期待している方にとっては、お待ちかねの観逃せないビデオとなっています…!!


なお、冒頭にも記したように、マーティン・スコセッシ監督は、この「ヒューゴ」の全米公開を来月11月23日に控えながら、初めての3D映画となる本作を未だ完成しきれておらず、今夜のニューヨーク・フィルム・フェスティバルで上映されるバージョンは、一部のシーンで背景がVFX加工されていないグリーンスクリーンのままであることが予想されるほか、映画館で上映される完成版とは使われる音楽が異なるなど、サウンドトラックも微妙に違う可能性がありそうです。そのため、今夜上映の未完の「ヒューゴ」のレビューをそっくり鵜呑みにはできないでしょうが、出来栄えのおよその評価は窺い知ることができそうですね…!!、ちなみに、マイク・フレミングによれば、ニューヨーク・フィルム・フェスティバルで未完成の映画が上映されるのは、1991年公開のディズニー・アニメ「美女と野獣」以来のことだそうです。名匠マーティン・スコセッシ監督が未完で、仕上げの途中の段階の状態を観られるというのは、大変に貴重な経験だと思うので、ニューヨークで今夜、「ヒューゴ」を世界初で観る観客は本当にラッキーで、うらやましいです…!!


「シャッターアイランド」(2009年)に続けて、マーティン・スコセッシ監督の映画に登場の名優ベン・キングズレー(↓)が演じているのは、クロエ・モレッツちゃんのおじいさんで、「月世界旅行」(1902年)などで知られる、まさに伝説的な映画監督のジョルジュ・メリエスです…!!、メガホンを置いた晩年の姿として、ベン・キングズレーのメリエス監督は駅で、おもちゃ屋さんを営んでいますが、実際にジョルジュ・メリエス監督は映画ビジネスで失敗し、倒産を経験した後、モンパルナスの駅で、おもちゃを売っていました…!!



あなたの Facebook のお友だちにも、CIAをお勧めください ! !




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA