************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


映画を裏の裏まで知り尽くした達人のマーティン・スコセッシ監督が、ファミリー映画とは、かつて万人に愛された「メリー・ポピンズ」(1964年)のように心暖まる愛らしい作品のことであり、近年のファミリー映画は、単に低脳な子どもだましでしかないのでは…?!といった、本来のジャンルのあるべき様を示そうとしてくれたような手応えが予告編から、しっかりと伝わってきます。この人気の寿命が長そうな映画の権利を手放したソニー・ピクチャーズは失敗だったかもしれませんね…。









「ディパーテッド」(2006年)や、「シャッターアイランド」(2009年)など、近年はレオナルド・ディカプリオとの名コンビで知られるマーティン・スコセッシ監督が、噂のヒットガールAKAクロエ・モレッツちゃんを主演女優に抜擢し、初めてのファミリー映画に挑むと同時に、3D映画の演出にも初挑戦した最新作「ヒューゴ」の予告編を、ソニー・ピクチャーズに代わって配給をひき受けたパラマウント映画が初公開しました…!!
自らの最新主演作「ダーク・シャドーズ」(2012年全米公開)にも、クロエ・モレッツちゃんを起用したジョニー・デップがプロデューサーをつとめる本作は、児童文学者のブライアン セルズニックが2007年に発表し、世界的なベストセラーとなって愛されたファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を映画化したもので、邦訳本を出版するアスペクトの紹介文を再び引用すると…、
“世界20ヵ国でベストセラーになった本格ファンタジー!!、舞台は1930年代のパリ。主人公はパリ駅の時計台に隠れ住む12歳の孤児ユゴー。彼は、父が遺したからくり人形に隠された秘密を探っていくうちに、不思議な少女イザベルに出会う。からくり人形には二人の運命をも変えていく秘密が隠されていたのだ。……からくり人形のぜんまいが動き始めるとき、眠っていた物語が動き出す!!”


…とのことで、その原作を「アビエイター」(2004年)のジョン・ローガンが脚本化した「ヒューゴ」で、パジャマは縞模様の少年エイサ・バターフィールドくん演じる主人公の孤児ヒューゴは、クロエ・モレッツちゃんらしく?!フツーじゃない女の子イザベルと出会い、イザベルのおじいさんの伝説的映画監督のジョルジュ・メリエス(「月世界旅行」1902年)について知ることになります…!!


そのマーティン・スコセッシ監督の映画の夢の伝説への想いが託された役柄とも言えるジョルジュ・メリエス監督を演じ、才能豊かな主役の少年少女を引き立ててくれるのは、前述の「シャッターアイランド」から連続出演となる名優のベン・キングズレー(↑)。予告編でご覧のように、ヒューゴのお父さんは「シャーロック・ホームズ2: ゲーム・オブ・シャドーズ」が年末の12月16日から全米公開されるドクター・ワトソンのジュード・ロウ(↓)。


ヒューゴが隠れ住んでいる駅のおまわりさんは、「ボラット」(2006年)でおなじみのサシャ・バロン・コーエンですが…(↑)、コメディアンとして当然、笑いをとる役回りのサシャ・バロン・コーエンの登場カットが、上 ↑ の予告編ではシラジラしいコントのように浮いて観え、それ以外は好印象の本作にとって、唯一の気にかかる点かもしれません…。
「キング・オブ・コメディ」(1983年)が失敗作に位置づけられているマーティン・スコセッシ監督は、笑わせるのは、やっぱり苦手なのかも…?!


その他の出演者として、キャストに名前を連ねているのは…、「シャッターアイランド」で行方不明となる女性の患者役を演じていたエミリー・モーティマー、「ディパーテッド」(2006年)のレイ・ウィンストン、マーティン・スコセッシ監督がクリエイターのテレビシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」のマイケル・スタールバーグ、この週末についに完結する「ハリー・ポッター」シリーズで、孤児のハリーをイジメていたおじさんのリチャード・グリフィス、「ブック・オブ・イーライ」(2010年)のフランシス・デ・ラ・トゥーア、そして、「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーに引き続き、プリクエールの「ホビット」2部作にも登場する名優クリストファー・リーといった人たちです。


「キック・アス」(2010年)や、「レット・ミー・イン」(2010年)の内容が好評価され、演技力は認められても、興行的には失敗だったのが残念なクロエ・モレッツちゃんが、ヒットガールではなく、ホームランガール?!になれる可能性を、
ようやくつかんだ最新作「ヒューゴ」は今秋11月23日全米3D公開で、感謝祭のホリデイ興行に挑むことになります。マーティン・スコセッシ監督は近年は1億ドル超えが珍しくないヒットメイカーですから、期待できそうですね…!!


Hugo tells the story of an orphan boy living a secret life in the walls of a Paris train station. With the help of an eccentric girl, he searches for the answer to a mystery linking the father he recently lost, the ill-tempered toy shop owner living below him and a heart shaped lock, seemingly without a key. Based on Brian Selznick’s award winning and imaginative New York Times bestseller, The Invention of Hugo Cabret, this magical tale is Academy Award-winner Martin Scorsese’s first film shot in 3D.

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