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テレビドラマの監督としては、申し分のないキャリアの持ち主ながら、映画は過去に1本しか作ったことがない人材を、マーベルが起用することになりました…!!、能力があるのに無名で、ギャラの安い人物を登用し、節約して、最大の利益をあげる…という、「マネーボール」(9月23日全米公開)のブラッド・ピットみたいな考え方ですね…!!




映画公開前は、世間一般には無名に近いようなキャラクターだったのが、今や、コミックヒーローを代表する人気者になった…!!という、「アイアンマン」シリーズで成し遂げたのと同じ成功を、マーベルがモノにした今夏のヒット作「ソー」の続編のメガホンをとる監督として、テレビ界からブライアン・カークが起用される見込みになったのを、Variety が伝えています。
ブライアン・カーク監督は、記事の見出しのタイトルでも示したダニエル・ラドクリフが出演した非ハリポタ作品のテレビ映画「マイ・ボーイ・ジャック」(2007年)を手がけたことで知られるテレビ監督ですが、マーベルが同監督に白羽の矢を立て、打診を試みたのは、ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」シリーズをドラマ化し、にわかにブームを巻き起こした「ゲーム・オブ・スローンズ」の今春から放送された第1シーズン全10話のうち、3エピソードを担当し、その成功に貢献した実績を評価したほか、名匠マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮をつとめるギャング・ドラマシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」でも監督に起用されるなどしたのを買って、才能を見込んだものと思われます。


また、ブライアン・カーク監督は過去に映画監督として、マシュー・マクファディン(「プライドと偏見」2005年)を主役に起用した「ミドルタウン」(2006年)という作品を1本だけ作っていますが、同映画は牧師の兄弟の対立と葛藤を描いたドラマなだけに、雷神兄弟の対決に端を発する「ソー」シリーズの監督には、ふさわしいとも考えたのかもしれません。
いずれにしろ、テレビ監督の仕事の特徴は、自分の作家性をアピールするのではなく、万人が理解できて、観やすいように卒なく仕上げることですから、同様に「ソー」を無難にまとめたケネス・ブラナー監督の後任としては、テレビ監督が適当だったとも言えそうです。

クリス・ヘムズワースが引き続き、ハンマーを振り回すことだけは間違いない「ソー2」の脚本を執筆しているのは、第1作めの脚本にもかかわった、「Gガール 破壊的な彼女」(2006年)が代表作のドン・ペイン。全米公開は再来年の2013年7月26日なので、ザック・スナイダー監督の新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」(2013年6月14日全米公開)や、シェーン・ブラック監督のシリーズ最新作「アイアンマン3」(2013年5月3日全米公開)と、ブライアン・カーク監督はコミックヒーロー映画としての出来栄えを比較されることになります。
肝心の内容については、来年2012年5月4日全米公開のコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」の展開を観てみないことには、その続きとなるだろうだけに予測ができないですね…!!

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