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人気の知名度や、タレント性といった派手なお飾りの要素ではなく、野球選手としての実力だけを適正に評価して、それに見合う報酬を支払い、効率的に勝利を呼び込み、球団を発展させる…という、無駄を省いて、最小限の投資でビジネスをまかなうミニマル経営のお話ですから、シンプルで美しいミニマリズムのポスターは、そうした映画のテーマに呼応したものだ…と評価することもできそうですね…!!







イギリスの映画サイト HeyUGuys が初公開してくれた、ブラッド・ピット最新主演作の野球ビジネス映画「マネーボール」のポスターです…!!、若くして、メジャー球団のオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーとなった実在の人物のビリー・ビーンをブラッド・ピットが演じている本作は、わかりやすい日本語で言うと、“野村克也のID野球” を例にとれば、何となく雰囲気をつかんでもらえるかもしれない、野球選手の実績を徹底的に数値化し、統計学の分析にもとづいて、チームの構成や戦法を考えていく “セイバーメトリクス” を導入した主人公が、周囲の反発や戸惑いにめげず、限られた資金で球団を勝利に導いていく信念の様を描いた異色の野球映画の感動作です。

異色の野球映画を、本当に異色に作ろうとして、クランクイン直前に解雇されたスティーブン・ソダーバーグ監督の代打に起用されたのは、やはり、実話を題材にした「カポーティ」(2005年)で注目されたベネット・ミラー監督。
マイケル・ルイスの原作ノンフィクション「マネー・ボール/奇跡のチームをつくった男」(ランダムハウス講談社)を、最終的にシナリオにまとめたのは、やはり、実話を題材にした「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)で、オスカーを受賞した脚本家のアーロン・ソーキンです。


本作の共演者は…、現在では自分のお肉の無駄も省いて、減量を果たし、別人のように痩せてしまって、コメディアンらしくなくなったジョナ・ヒル、本名を言うよりも、リリー・ラッシュ刑事と紹介した方がピンとくる人は多いはずのキャスリン・モリスのほか、フィリップ・シーモア・ホフマン(「悪魔にあなたの死を知られる前に…」2007年)、ロビン・ライト(「こわれゆく世界の中で」2006年)といった人たちです。
ソニー・ピクチャーズが配球する「マネーボール」は、9月23日から全米公開!!、下 ↓ に最新のテレビスポットのCMをアタッチしましたが、ちゃんとした予告編をご覧になりたい方は、下記の関連記事をクリックしてください。



ブラッド・ピットはそもそも、ロバート・レッドフォードのそっくりさん?!として、そのハンサムぶりが、まず初めに注目され、ロバート・レッドフォードが自分の分身のようにして、監督作の「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992年)の主役に起用したことから、レッドフォードの後継者として、スターへの道が開け、ふたりはその後、「スパイ・ゲーム」(2001年)で師弟の間柄まで演じた次第ですが、ロバート・レッドフォードが47歳の時に、ラストで涙があふれる野球映画の名作「ナチュラル」(1984年)を発表したのと足並みをそろえるような格好で、47歳のブラッド・ピットが「マネーボール」をリリースする…というのは、あぁ…、新旧の二枚目スターのふたりは、今でもどこかで通じ合っている師弟なんだなぁ…といった感激を、それぞれのスターのファンの方は心中に抱いていらっしゃるかもしれませんね。ブラピはハリウッドの映画の伝説の歴史をちゃんとわかってる、いい奴だなぁ…と惚れざるを得ません。

Moneyball : メジャーリーグの球団経営に革命を起こし、チームを勝利に導いた実在の人物に、ブラッド・ピットが扮した異色の野球映画「マネーボール」が予告編を初公開!!(11.6.16)

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