バットマンに関しては、前作「ザ・ダークナイト」(2008年)から、コスチュームを特に変更しておらず、あえて、その姿を発表する必要もないため、公式の写真をリリースしないまま、ピッツバーグのロケの現場に詰めかけたパパラッチのカメラや、やじ馬がケータイで写したクォリティの低い写真で、完結編に登場するダークナイトの姿がネットに氾濫するのを黙認していたワーナー・ブラザースですが、社運を賭けて、イチから生まれ変わらせたスーパーマンのデビューが写メでは困る…！！ということで、本格的な撮影の開始に先がけ、早々とヘンリー・カヴィルが鋼鉄の男に扮したヒーローの写真を初公開しました…！！






「バットマン」シリーズのクリス・ノーラン監督が製作総指揮をつとめて監修し、「300」(2007年)や、「ウォッチメン」(2009年)のほか、「サッカーパンチ」(2011年)といった作品で、ジャンル映画マニアに人気のザック・スナイダー監督がメガホンをとる新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」の主役のヒーローに大抜擢されたヘンリー・カヴィルが演じる、新しいスーパーマンの写真です…！！
過去の故クリストファー・リーヴや、ブランドン・ラウスのスーパーマンと比較して、外見の大きな違いとして、すぐに気づかれるのは、コスチュームの質感が従来の薄く、ピチピチしたタイツ状のものではなく、厚めの素材に変更され、その表面がうろこ状の凹凸になっていることだと思います。クリス・ノーラン監督のリアリズムや、ザック・スナイダー監督のハイパー・リアリズムのセンスに沿って、このコスチュームの仕様変更を理解しようとすれば、つまりは、タイツ状の薄い生地では、すぐに破れてしまい、敵の攻撃から身を守ることができない…といった考え方から、多少なりともプロテクターの機能を、お決まりのコスチュームに加えることを検討した結果なのかもしれません。
しかし、その変更したコスチュームの質感が先に発表された、やはり、シリーズを仕切り直して再スタートする「アメイジング・スパイダーマン」(2012年7月3日全米公開)の新生クモ男のそれと非常に似通ってしまったのは、両者が共にレッドとブルーのコントラストを基調ともしているだけに、二番煎じのデザインのような感じがしないでもありません。
その他に、ヘンリー・カヴィルの新スーパーマンのコスチュームで目につく点と言えば、胸のおなじみの “S” マークが少し大きめに見えることや、マントが後ろに引き摺るぐらい長そう…といった辺りでしょうか？！

そうした細部における変更点はあるらしいにせよ、ティム・バートン監督の幻に終わった「スーパーマン・ライブズ」の斬新すぎて、スーパーマンに見えないデザインだったコスチュームとは違い、ザック・スナイダー監督の新生スーパーマンは、古典的なイメージを踏襲していますから、ヒーローの着衣については、あまり掘り下げて問題視の議論はされないのかもしれません。ただし、その代わりに、ちょっと気になってしまうのは、ヘアスタイルにスーパーマンのシンボル？！とも言える、前髪の巻き毛が写真では見られないばかりか、髪型全体の印象が昭和のサラリーマン？！みたいな野暮ったい雰囲気であるのと、眉毛が薄く？！、剃ってしまった風に見えるのも、昔のヤンキー？！みたいな爽やかさに欠ける感じで、スーパーマンらしくない…と違和感を覚えた人もいるかもしれませんね。


ついに初公開された新しいスーパーマンの姿を見て、CIAリーダーのコミックヒーロー映画ファンのみなさんは、どのような印象を持たれたでしょう？！、フォーラムに“新しいスーパーマンはイケてる？！、イケてない？！”のトピックを立ち上げたので、ご意見のある方は書き込んでください…！！

ワーナー・ブラザース製作・配給の新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」は、再来年2013年6月14日から全米公開です！！

BURBANK, CA, August 4, 2011 – Warner Bros. Pictures and Legendary Pictures have provided the first look at the new “Man of Steel,” revealing star Henry Cavill as Superman in the film from director Zack Snyder.

The film also stars three-time Oscar® nominee Amy Adams (“The Fighter”) as Daily Planet journalist Lois Lane, and Oscar® nominee Laurence Fishburne (“What’s Love Got to Do with It”) as her editor-in-chief, Perry White. Starring as Clark Kent’s adoptive parents, Martha and Jonathan Kent, are Oscar® nominee Diane Lane (“Unfaithful”) and Academy Award® winner Kevin Costner (“Dances with Wolves”).Squaring off against the superhero are two other surviving Kryptonians, the villainous General Zod, played by Oscar® nominee Michael Shannon (“Revolutionary Road”), and Faora, Zod’s evil partner, played by Antje Traue. Also from Superman’s native Krypton are Lara Lor-Van, Superman’s mother, played by Julia Ormond, and Superman’s father, Jor-El, portrayed by Academy Award® winner Russell Crowe (“Gladiator”).

Rounding out the cast are Harry Lennix as U.S. military man General Swanwick, as well as Christopher Meloni as Colonel Hardy.“Man of Steel” is being produced by Charles Roven, Emma Thomas, Christopher Nolan and Deborah Snyder. The screenplay was written by David S. Goyer, from a story by Goyer and Nolan, based upon Superman characters created by Jerry Siegel & Joe Shuster and published by DC Comics. Thomas Tull and Lloyd Phillips are serving as executive producers.





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