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来年2012年は、もしかするとケビン・コスナーが映画スターとして復活を遂げ、新たなケビン・コスナー時代の始まりが告げられる記念すべき元年になるのかもしれません…!!





来年2012年末の12月中に全米公開される見込みのザック・スナイダー監督の新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」で、ヘンリー・カヴィルが抜擢された主人公クラークの育ての親ジョナサン・ケントを演じ、超人的な力を持つ養子の息子が、それを悪用することなく、人と社会に尽くすことを教え、ヒーロー誕生に導く…という、「アンタッチャブル」(1987年)や、「ダンスズ・ウィズ・ウルブズ」(1990年)、そして、「ボディガード」(1992年)といった全盛期の名作で演じたキャラクターのイメージに近い役割をつとめることで期待されているケビン・コスナーが、それとまったく正反対の人間失格で、死んだほうがマシのひどい悪人役に挑戦するらしいことを、業界メディア Deadline NY のマイク・フレミングが独占スクープで報じてくれました…!!

クリント・イーストウッド監督の「パーフェクト・ワールド」(1993年)で演じた悪人役は、あまり一般に認められなかったものの、80年代から90年代にかけての人気がしぼみ、“過去の人” のようになってしまった2007年に発表した「Mr.ブルックス」での殺人鬼ぶりが完璧として好評価されたケビン・コスナーに、さらに悪の道を貫いてもらおうと?!、白羽の矢を立てたのは、意表を突いた配役が、けして奇をてらったものに終わらず、その効果が映画の魅力に奥行きを与えることになるキャスティングの名手クエンティン・タランティーノ監督で、19世紀アメリカ南部の奴隷制度の時代を舞台とした最新作「ジャンゴ・アンチェインド」に参加してもらえるよう、ケビン・コスナーと現在、交渉を重ねているそうです。
クエンティン・タランティーノ監督がケビン・コスナーに打診している役柄は…、


ウザい上司の暗殺をくわだてるブラック・コメディの映画「ホリブル・ボスズ」が全米公開中のジェイミー・フォックスが演じる主人公ジャンゴの妻ブルームヒルダを奴隷として、慰みものにしているレオナルド・ディカプリオ演じる極悪人のムッシュ・カルバン・キャンディの忠実な部下のエース・ウッディという人物で…、エース・ウッディは、ムッシュ・カルバン・キャンディが悪のビジネスの根城としているクラブのキャンディランドで行われている、黒人の奴隷同士を闘わせて、その死に様を見世物とするデスマッチを盛り上げるためのトレーナーとして、黒人をなぶり殺しにしたり、女性の奴隷に対して、客に肉体を与えることを強要するといった虐待を行うサイテーのキャラクターだそうです。
なので、前述のような、ケビン・コスナーの過去のナイスガイのイメージからは大きく逸脱することになるのですが、クエンティン・タランティーノ監督が「パルプ・フィクション」(1994年)で、その当時は落ち目だったジョン・トラボルタを復活させ、再びハリウッドの第一線のスターダムに押し上げた実績を踏まえると、ケビン・コスナーにとって、このタランティーノ作品への登場は、新たな一面を開眼して飛躍する可能性を秘めたチャンスなのではないでしょうか…?!

今秋から撮影を開始する予定のクエンティン・タランティーノ監督最新作のスパゲッティ・ウエスタン風アクション映画「ジャンゴ・アンチェインド」で、逃げ出してきた奴隷のジャンゴを助けて、いっぱしの賞金稼ぎに育て上げるのは、イングロリアス・クリストフ・ボルツが演じる元歯医者らしいバウンティ・ハンターのDr. キング・シュルツ。そのふたりがコンビを組んで救い出すジャンゴの妻ブルームヒルダ役に、タランティーノ監督は新人の起用を検討しているそうですが、裸のエロいシーンが多すぎるため、すでに名を成した女優では、そんな大胆な役に対応できない…といった裏事情があるようです。また、タランティーノ作品には、必ず強引に出演するサミュエル・L・ジャクソンも、レオの部下として、悪事を働く手先の子分スティーヴンを演じることになっていますから、ケビン・コスナーとサミュエル・L・ジャクソンはキャンディランドを仕切る幹部の同僚同士ということになりますね。

ワインスタイン・カンパニーとソニー・ピクチャーズが共同で製作する「ジャンゴ・アンチェインド」は、全米ではワインスタインの配給により来年2012年12月25日公開で、史上最悪のクリスマスを彩ってくれる予定です。諸外国では、ソニー・ピクチャーズの作品として、登場することになっています。
クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ・アンチェインド」の続報をお楽しみに…!!

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