来週末の6月10日から全米公開になる、J・J・エイブラムス監督のSFジュヴナイル映画「スーパー8」で、サマーシーズンの大当たりをモノにし、この感動作「動物園を買っちゃった」で、年末年始を賑わしそうなことから、夏と冬の両方の大ヒット作に出演し、今年2011年で最も活躍した女優！！という、トンデモない実績を築きそうなカリスマのエル・ファニングが演じるリリーの役どころは、動物園の従業員とのことで、やはり、動物たちの飼育に取り組むことになると思うのですが、13歳のエルが動物園の飼育係というのは、少しおかしな設定なので、映画のモデルとなった実在のダートムーア動物園のように、マット・デイモン園長は、ボランティアのスタッフを招き入れているということなのかもしれませんね…！！







トム・クールズ主演の「ジェリー・マグワイア」(1996年)や、自伝的な青春映画の名作「あの頃ペニー・レインと」(2000年)などで知られるキャメロン・クロウ監督が、「エリザベス・タウン」(2005年)以来、約6年ぶりに劇映画のメガホンをとった最新作「動物園を買っちゃった」の写真を、また自分の twitter で公開し、それをゴシップサイトの ONTD がまとめておいてくれたので、CIAリーダーのみなさんもご覧ください！！
マット・デイモン最新主演作の「動物園を買っちゃった」は、原題の「ウイ・ボート・ア・ズー」(We Bought a Zoo)を訳し、例によって、CIAが勝手に作った邦題なので、実際は異なる日本語のタイトルで封切られることになるのでしょうが、映画の内容に照らし合わせても、動物園を買っちゃった！！というしかない作品です…！！

先月5月のこどもの日にも写真をご覧いただいた「動物園を買っちゃった」は、経営難で閉鎖に追い込まれそうなイングランドの動物園を、誰かが救わないと、たくさんの動物の命が奪われる事態になりそうなことから、脳腫瘍で死期の近い妻を抱えたアメリカ人のコラムニスト、ベンジャミン・ミーさんと、その家族が動物園をお買い上げしてしまい、経験はおろか、ロクに知識もないのに、一家で200頭もの動物たちの飼育に挑んだ、言うなれば、イギリス版ムツゴロウの動物王国？！といった実話をもとにした、笑いと涙の感動的なファミリー・ピクチャーであるらしいのですが、キャメロン・クロウ監督の復帰作であるだけに、次回の第84回アカデミー賞で各賞の候補にもなり得る作品として、大いに関心が寄せられています。

主演俳優として、ベンジャミン・ミーさんに扮するのは前述のようにマット・デイモンで、その兄弟として一緒に動物園経営に取り組むダンカンさんの役を、トーマス・ヘイデン・チャーチ(「イージーA」2010年)が担当し、妻を亡くす主人公にとって、新たに心の支えとなるらしい女性ケリーを、カメラの脇で出番を待つスカージョが演じてくれています！！



↑　「あの頃ペニー・レインと」で、キャメロン・クロウ少年を演じた、キャメロン・クロウ監督の分身のパトリック・フュジットは、ロビンという役名の動物園のスタッフで、エル・ファニングの同僚となる立場です。

↓　撮影の合い間に新聞を読んでいるおじさんは、「イエスマン」(2008年)でジム・キャリーがイエスマンになるキッカケを与えていたジョン・マイケル・ヒギンスですが、役どころは、動物園が適正に運営されているか？！、視察して調査を行う人だそうですから、彼によって、マット・デイモンは困った立場に追い込まれるのかもしれません。



その他の出演者として、「プラダを着た悪魔」(2006年)のステファニー・ショスタクが、マット・デイモンの難病の妻を演じている本作のシナリオを執筆したのは、「プラダを着た悪魔」の女流脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナです。



今年末の全米公開映画の話題作としては、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル－ゴースト・プロトコル」や、ロバート・ダウニー・Jrの「シャーロック・ホームズ2/ゲーム・オブ・シャドウズ」、デヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」、スピルバーグ監督の「タンタンの冒険」、スピルバーグ監督の「ウォー・ホース」といったラインナップが並んでいますが、それらのすべてがアクションの暴力要素を含むのに対して、そうした描写を抜きに、人生の岐路に立たされる主人公と、その周囲の人たちの奮闘や、動物の愛らしさのみを描くことで、老若男女を問わず、家族全員で安心して観られそうな、唯一の映画である「動物園を買っちゃった」は、12月23日から全米クリスマス公開！！
本作の製作・配給は、20世紀FOXです。


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