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アメリカで現地本日6月28日(火)のヨルから封切られる「トランスフォーマー3/ダーク・オブ・ザ・ムーン」の冒頭にアタッチされている、トム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル-ゴースト・プロトコル」の予告編を、製作・配給のパラマウント映画が公式にリリースしたので、お楽しみください!!、おとついの月曜日(27日)にご覧いただいた、フランス発の海賊版の予告編と内容は変わらないのですが、あらためて高画質で観ると、「レミーのおいしいレストラン」(2007年)のブラッド・バード監督を起用したことは、ひとまず、大正解だったように思えます…!!









TVプロデューサーのJ・J・エイブラムスが映画監督デビューを果たした前作「M:i:III」(2006年)の公開後、それまで、ずっとホームグラウンドにしていた蜜月関係のパラマウント映画から、アタマがおかしいと罵られ、同社から不名誉に追放されたトム・クルーズが、どうやら、自分の熱心なファンである “オラクルの息子” の大富豪の映画プロデューサー、デヴィッド・エリソンの仲介を得たらしく、5年がかりで、ようやくシリーズに復帰できた最新作「ミッション:インポッシブル-ゴースト・プロトコル」の予告編です!!

トム・クルーズ演じるスーパースパイのエージェント、イーサン・ハントが所属する諜報組織のIMFが、世界的なテロの爆破事件に関連しているとの疑いをもたれ、閉鎖されてしまったことから、濡れ衣を晴らすべく、黒幕の首謀者を突き止める極秘ミッションに乗り出すことになる最新作は、次回作の「M:i:Ⅴ」から主人公をつとめる予定のジェレミー・レナー(「ハート・ロッカー」2008年)の新キャラクター、ブラントの登場が大きな見どころとなっていますが、予告編で観たところ、新旧のヒーローは、お互いにあまり相手を信頼していないようで、そのトム・クルーズVSジェレミー・レナーの緊張に満ちた関係が、過去の作品よりもおもしろさを増すスパイスとして効いているように窺えるのですが、CIAリーダーのみなさんは、どのような期待を抱かれたでしょうか…?!


本作の共演者は…、第1作め(1994年)から、イーサン・ハントとチームをずっと組んでいるヴィング・レイムスのルーサー、前作から仲間に加わったサイモン・ペグのベンジーといった、なじみの顔が登場するほか、「LOST」のソーヤーとして有名なジョシュ・ホロウェイ、「デジャヴ」(2006年)のポーラ・パットンが新メンバーとして、チームに参加しています。それらのスターに相対する悪役陣の筆頭は、ダニー・ボイル監督の名作「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)で、みのもんた役を演じたインドの俳優アニル・カプール。スウェーデン映画のオリジナルの「ミレニアム」トリロジーで、主人公のジャーナリストだったミカエル・ニクヴィスト。そして、フランス映画界の超VIPのお嬢さまであらせられるレア・セドゥー(「イングロリアス・バスターズ」2009年)が悪の華として、彩りを添えてくれることになっています。


予告編の最後のクレジットを見ると、これまでに伝えられていた、J・J・エイブラムス製作のスパイ・テレビシリーズ「エイリアス」の脚本チーム、アンドレ・ネメック & ジョシュ・アップルバウムのほかに、トム・クルーズの戦争映画「ヴァルキュリー」(2008年)のシナリオを執筆し、現在は「トップガン2」や、ハリウッド版「宇宙戦艦ヤマト」といった、大富豪のオラクルの息子が自分のオタク趣味で進めているようなプロジェクトを一手に引き受けている脚本家のクリストファー・マッカリーが、いつの間にか、執筆者に参加していますね!!、よって、J・J・エイブラムスとデヴィッド・エリソンの両プロデューサーが、それぞれに信頼をおくライターをお互いに送り出したような格好ですが、トム・クルーズVSジェレミー・レナーの内容と同様に、J・J・エイブラムスVSデヴィッド・エリソン?!といった構図が、背景に察せられなくもありません。果たして、そうした一連の要素を、ピクサー・アニメの監督のブラッド・バードが、どのようにさばいたのか?!、スタッフ・キャストともに注目の人材が結集したシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル-ゴースト・プロトコル」は、今年末12月16日から全米公開です!!

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