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まっとうな映画ジャーナリストや、映画評論家が、どのように取り扱っていいのか?!、ちょっと悩んでしまう「トワイライト・サーガ」の記事を、どうせ、「トワイライト」のファンしか読まないんだから、いっそ「トワイライト」マニアのファンに書かせてしまえ…!!と、思い切った手段に打って出ていたアメリカの映画サイトがあり、それを見た時は思わず、正解だ…!!と思ってしまいました…!!









映画史上最も内容が伴わない大ヒット・シリーズという矛盾した性質から、映画の質に着目すると記事にする必要は一切ないものの、その人気の高さを踏まえると記事にしないわけにはいかない…ということで、まっとうな映画のサイトやブログが取り扱いに苦慮している「トワイライト・サーガ」で、ファンを除く一般からは、イヌ人間のジェイコブなどと小バカにされているテイラー・ロートナーが単独で初の本格主演を果たした最新作のアクション・スリラー映画「アブダクション」を配給するライオンズゲートが予告編をリリースしたので、興味本位にご覧ください…!!

ミュージシャンでもある新人脚本家のショーン・クリステンセンがシナリオを執筆した「アブダクション」で、ジェイコブが演じているのは、ごくフツーの高校生のティーンエイジャー、ネイサン。しかし、女友だちのカレンが、失踪した子どもの写真を掲載した行方不明者の一覧サイトで、幼いころのネイサンの姿を見つけたことから、テイラー・ロートナーはずっと両親と思っていた男女が実は赤の他人で、お父さんは悪い魔法使いではないのか?!と疑り?!、自分にはどうやら、秘められた過去の生い立ちがあるらしいと知ることに…!!


…というわけで、予告編でご覧のように、怪しい両親は殺され、テイラー・ロートナーは追われる身となって、自分の本当の名前は何なのか?!、そして、真の親は誰なのか?!といった、自らの存在の謎を解き明かすことになるようですが…、このつまり、主人公が自分が誰だかわからない…という設定は、明らかにマット・デイモンの大ヒット作「ボーン・アイデンティティ」(2002年)から拝借したものであり、テイラー・ロートナーの身体能力を活かしたパルクールを中心とするアクション展開の様子からしても、本作はテイラー・ロートナー版の少年ジェイソン・ボーン・シリーズの第1弾?!といった作品のようですね。


よって、テイラー・ロートナーは、ご覧のように、その演技力は最低の素人レベルですが、「トワイライト」よりは遥かにおもしろそうに観える本作で、多少は観直されはするだろうものの、同様にティーンエイジャーが主人公のアクション映画というアングルから、全米で現在ヒット中の少女アサシン映画の決定版「ハンナ」と比べられ、両者が対決すれば、まちがいなくハンナのシアーシャ・ローナンちゃんが一瞬でシャークボーイの息の根をとめるだろう…と、テイラー・ロートナーは初の本格主演作のアクション映画にして、女の子が主役のアクション映画よりも見劣りして、迫力がない…といった評価を下されてしまいそうな予感がします…。


いったい全体、女子高生の彼女はなぜ?!、ネットで行方不明者のリストなんかを閲覧しようと思ったのか?!や、どうして、とことんネイサンと一緒に逃げなければならないのか?!など、予告編からは行動の無理に疑問を感じずにはいられないヒロインのカレンは、残念ながら、テイラー・ロートナーよりも将来性が期待されている眉毛が太い白雪姫のリリー・コリンズ。共演者として、ヤング・カップルの主人公のわきを固めてくれているのは、「アバター」(2009年)に出演していたことが大の自慢の「アバター」で知られる「アバター」のシガニー・アバター・ウィーバーに、「2012」(2009年)のダニー・グローヴァー、「スパイダーマン2」(2004年)のタコ人間、アルフレッド・モリーナ、そして、テイラー・ロートナーの偽のお父さんは「ハリー・ポッター」シリーズで、ドラコ・マルフォイの父ちゃんを演じてるジェイソン・アイザックスで、偽のお母さんは、「ER」のドクター・アンナ・デル・アミコAKAマリア・ベロですね…!!


「ワイルド・スピード2」(2003年)のジョン・シングルトン監督がメガホンをとった本作は、今秋9月23日から全米公開!!、テイラー・ロートナーとしては、この「アブダクション」がヒットするか、しないか?!で、「トワイライト」後のキャリアが大きく左右されることになりそうです…!!

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