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先々週の土曜日(3月19日)にご覧いただいた、スーパーヒロインに大抜擢のエイドリエン・パリッキー(「レギオン」2010年)がワンダーウーマンの新コスチュームを身に着け、初登場した写真が絶不評だったことから、製作のNBCテレビとワーナー・ブラザースは、世間の声に少し耳を貸すことにしたようですが、それにしても、この「新・ワンダー・ウーマン」は、バイロット版の製作だけにとどまり、本当のシリーズ化にまで、たどり着けないような気がしてきました…。







左は、前述の初公開のプロモーション・フォトで、右は、アメリカでは昨日となる3月29日(火)に、ハリウッド・ブルバード周辺で行われた撮影で、アクション・シーンに挑んだエイドリエン・パリッキーです。うん?!、左の写真は、フォトショでウエストを細くしてないか?!などといったツッコミはさておき、一見して、おわかりのように、テカテカに光っていたパンツが、現実的にスポーティーなジャージ素材風のものに変えられ、元祖ワンダーウーマンのリンダ・カーターが履いていた星模様のおばさんパンツの名残り?!らしい、スターラインがサイドにあしらわれました!!、が、しかし、これは見様によっては、ちょっと、ミズノの昔のスターラインのジャージみたく見えなくもないですね…!!(笑)
それと以前はパンツと同色のブルーだったブーツがレッドに変えられており、上半身のチューブトップと色を揃えることで、全体の配色のバランスを整えようとしたみたいですが…、


いかがでしょう?!、左のオリジナルの新コスチュームと比べて、より良くなった!!と思われたでしょうか…?!、いずれにしろ、大して変わらないなぁ…といったところが、大方のご意見ではないかな?!と予想するのですが、こんな風に肩まるだしで、上乳を揺らせながら、走ってこられたら、悪人はひるむどころか、男だったら、うれしくて大歓迎!!というジョークになってしまいかねない、これでは戦闘服になっていませんよ…という見方からの否定的な意見には、NBC/ワーナーは耳を傾けなかったようです…。

クルマの上を走ってるのは、スタントウーマンの方。もしかして、この人の方が、ワンダーウーマンらしい美女…?!
「ワンダーウーマン」と同様に戦うヒロインを登場させたザック・スナイダー監督の「サッカーパンチ」で、主人公のベイビードールの戦闘服が、お腹を出したショート丈のセーラー服とミニスカであることについて、「美少女戦士セーラームーン」(ベイビードールのエミリー・ブラウニングは好きで、DVDを集めてる)のようなアニメならまだしも、実写ではバカバカしいだけである…と、世間に鼻であしらわれ、映画が大コケした原因のひとつになっているので、こうした“女”を売りにした昔の価値観を残したままのワンダーウーマンもまた、批判にさらされてしまうかもしれませんね…。


それにしても「バットマン/ダークナイト」(2008年)で、コミックヒーロー映画を進化させたワーナー・ブラザースはどうして、「ワンダーウーマン」の再生を、「アリー my Love」のデビッド・E・ケリーにさせようと思ったんでしょう?!
やっぱり、ミスマッチに思えてきましたが、もしかして、作品全体のトーンはコメディなんでしょうか…?!


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