************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


プレデターと対決した名優エイドリアン・ブロディや、クレイジーと対決したティモシー・オリファント、エリック・バナのハルクを手玉にとろうとしたジョシュ・ルーカス、悪魔払いのビギニングに挑んだジェームズ・ダーシー、そして、復讐映画「ファスター」(2010年)で、ドゥエイン“ザ・ロック”ジョンソンの命を狙う殺し屋だったオリヴァー・ジャクソン=コーエンといった面々と比較した結果、プロデューサーのティム・バートン監督と、実際にメガホンをとるティムール・ベクマンベトフ監督のコンビは、大統領役だけに星条旗の似合う俳優を選びました…?!





ダークファンタジー映画の大傑作「ナイト・ウォッチ」シリーズをロシア映画界で成功させた手腕を買われて、ハリウッドに招かれ、アンジェリーナ・ジョリーを主演に起用した殺し屋映画「ウォンテッド」(2008年)を作るや、たちまち世界的な大ヒットをモノにしてしまったカザフスタン出身のティムール・ベクマンベトフ監督の動向については、そのウルトラ・バイオレンス映画の大人気で一躍、時の人となってしまったことから、次々と新作映画のプロジェクトの話題が持ち上がり、クリステン・ベラ・スチュワート・スワンが主演するらしいウワサの「ウォンテッド2」もいったい、作られるんだか、作られないんだか、話がどれも曖昧で、書いても書いてもキリがないので、確定的なニュースがあるまで、もう取り上げないことにしていました。
なので、アメリカ合衆国第16代大統領にして、奴隷解放の父と言われた南北戦争の勝利者エイブラハム・リンカーンが実はヴァンパイア・スレイヤーだった…!!という本作についても、CIAでひとつの記事にしたのは、これが初めてですが、本作は、キーラ・ナイトレイの主演作「プライドと偏見」(2005年)の原作であるジェーン・オースティンの名作文学をゾンビ化した「高慢と偏見とゾンビ」の著者であるセス・グレアム=スミスの同名小説を映画化するもので、作家自身がそもそもテレビ界で脚本家として活躍していたことから、映画のシナリオも原作者本人が執筆しています。


原作小説エイブラハム・リンカーン/ヴァンパイア・ハンターの予告編!!



幼い頃に母をヴァンパイアに殺められた憎しみから、エイブラハム・リンカーンが吸血鬼退治を自分の宿命とする物語の「エイブラハム・リンカーン/ヴァンパイア・ハンター」の主役に、「父親たちの星条旗」(2006年)のベンジャミン・ウォーカーが抜擢されることになった経緯としては、本作を製作・配給する20世紀FOXがこれに先がけ、ベン・ウォーカーを、マシュー・ヴォーン監督のコミックヒーロー映画「X-MEN/ファーストクラス」(6月3日全米公開)に登場するミュータントのひとり、ビースト役に決定しましたが、本人が奇しくも第7代アメリカ合衆国大統領アンドリュー・ジャクソンを演じるブロードウェイのロック・ミュージカル「ブラッディ・ブラッディ・アンドリュー・ジャクソン」(↑ トップ写真)に主演するほうを選んだため、X-MENに変身することはかないませんでした。
しかし、その「X-MEN/ファーストクラス」のオーディションで、ベンジャミン・ウォーカーの力量を、FOX側がかなり気に入っていたことから、あらためて、この「エイブラハム・リンカーン/ヴァンパイア・ハンター」に、主人公のヒーローとして迎えることになったものと思われます。

というわけで、主演俳優も正式に決まったことで、「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ監督の次回作は、これでもう完全に「エイブラハム・リンカーン/ヴァンパイア・ハンター」で決まりですから、今後はこのプロジェクトの進展もできるだけ、お伝えしていければ…と思います。
20世紀FOXは、この「エイブラハム・リンカーン/ヴァンパイア・ハンター」のクランクインを今春3月、そして完成した映画の全米公開を、来年2012年6月22日に予定していますから、これから次々と続報が聞かれることになりそうです。

[via DEADLINE]




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