ダークナイトを復活させたプロデューサーのチャールズ・ローヴェンを製作総指揮に迎えて、ワーナー・ブラザースが「バフィー/ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のリメイク決定を発表!!
by
Billy
2010年11月23日火曜日
女子高生探偵のドラマは映画にすべきか、どうか?!、迷っていたワーナー・ブラザースが、女子高生ヴァンパイア・スレイヤーの映画は作ることに、すんなりと決めたようです…!!
クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」シリーズのプロデューサーとして知られるチャールズ・ローヴェンが、自らの製作プロダクション、アトラス・エンタテインメントを通じて、アメリカでは今日となる11月22日(月)に発行したプレスリリース(↓日付けが間違ってます)によれば、ワーナー・ブラザースとの共同で、「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のリメイク映画を製作することが決定した…!!とのことです。
フラン・ルーベル・葛井監督が、クリスティ・スワンソンを主演に起用して、1992年に20世紀FOXから公開されたアクション・ホラーの青春コメディ「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」は、その後、同映画の脚本を執筆したジョス・ウィードンをクリエイターとして、サラ・ミシェル・ゲラーがブレイクを果たすことになった同名のテレビシリーズが1997年から2003年にかけて、計7シーズンが放送されたほか、スピンオフのドラマ「エンジェル」が作られたり、また、コミックやアニメにもなっている大ヒット作なので、実際に観たことはなかったとしても、CIAリーダーのみなさんはきっと、その人気タイトルをご存知だろうと思います。
オリジナル映画「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」 予告編
その「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」をリメイクするプロジェクトは、昨2009年5月に、ハリウッド版「呪怨」の「ザ・グラッジ」シリーズや、「ザ・リング」シリーズ、また、「ディパーテッド」(2006年)といった、主にリメイク映画を手がけるヴァーティゴ・エンタテインメントが、オリジナル映画の製作者である葛井克亮氏と、メガホンをとった妻のフラン・ルーベル・葛井監督との共同で正式に立ち上げたものですが、しかし、そのリメイク・チームに、言わば原作者のような立場となるジョス・ウィードンが参加していなかったことで、バフィーのファンの間では、憤りの疑問が巻き起こっていました。
そのヴァーティゴと葛井夫妻による「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のリメイク・プロジェクトには、現実に映画を製作する出資者(社)が欠けていたわけですが、それがどうやら、約1年半が経過して、ある程度、プランが煮詰まったのか?!、ワーナー・ブラザースが製作母体となるスタジオとして、リメイクの権利を行使し、実際の撮影など一連のプロデュースを、チャールズ・ローヴェンのアトラス・エンタテインメントが託されることになったようです。
このように現実味の帯びてきた「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のリメイク映画の製作にあたって、ファンの方には残念ながら、ジョス・ウィードンは引き続き起用されず、彼に代わってシナリオを執筆するクリエイターとして、脚本家としては素人と言ってよさそうな、ジム・キャリーの「イエスマン」(2008年)などに端役で出演していた無名の女優ホイット・アンダーソンが起用されています。
チャールズ・ローヴェンは、ホイット・アンダーソンが提示したバフィーの現代的なアップデートのアイディアが大変、エキサイティングであったことが、リメイク映画の製作に自分とワーナー・ブラザースが乗り出したことの決め手であるかのように語っていますが、現時点においては、そのエキサイティングなアイディアの詳細も不明ですし、前述のように無名女優のホイット・アンダーソンの脚本家としての力量を推し量れる材料となる過去の作品もないので、まったく何とも言えません。
なので、この「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のリメイク映画については、クリス・ノーラン監督を起用して、「バットマン」をあのように復活させたチャールズ・ローヴェンが、いったい誰を監督に起用するのか?!、また、主人公のバフィーを誰が演じることになるのか?!といった、具体的に映画のイメージを思い浮かべられるような、以後の進展に期待をするしかありませんね。
CIAリーダーのみなさんならば、「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」をどのように現代的にクールにアップデートされたいでしょうか…?!
WARNER BROS. PICTURES SHOWS ITS FANGS WITH A “BUFFY THE VAMPIRE SLAYER” REBOOT
LOS ANGELES, NOVEMBER 11, 2010 – Atlas Entertainment announced today it is rebooting the beloved franchise, Buffy the Vampire Slayer, with Warner Bros. Pictures. Atlas’ Charles Roven and Steve Alexander will produce the feature film alongside Doug Davison and Roy Lee of Vertigo Entertainment (The Ring, How to Train Your Dragon, The Departed). Whit Anderson is writing the script.
Warner Bros. Pictures optioned the rights from creators Fran and Kaz Kuzui, and from Sandollar Productions (Sandy Gallin and Dolly Parton), for Atlas and Vertigo to produce. Buffy the Vampire Slayer first appeared as a film in 1992, subsequently becoming a cult hit and spawning the wildly popular television series starring Sarah Michelle Gellar and David Boreanaz, among many others.
“Whit approached us with an exciting idea about how to update Buffy,” said Roven. “There is an active fan base eagerly awaiting this character’s return to the big screen. We’re thrilled to team up with Doug and Roy on a re-imagining of Buffy and the world she inhabits. Details of the film are being kept under wraps, but I can say while this is not your high school Buffy, she’ll be just as witty, tough, and sexy as we all remember her to be.”
Whit Anderson is represented by CAA, Wirehouse Entertainment and Julian Zajfen at Ziffren, Brittenham, Branca, Fischer, Gilbert-Lurie & Stifflemen.
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