ワーナー・ブラザースが、ようやく重い腰をあげた…！！といったベタな言い方もできますが、実際のところ、ワーナー・ブラザースはどうしていいのか…？！、よくわからないのかもしれません…。


ワーナー・ブラザースが先週末の土曜日＝11月6日付けで、同社の公式 Twitter を通じて、呼びかけを行ったつぶやきによれば…、

“「ヴェロニカ・マーズ」を支持してくれるファンのみなさん、ありがとうございます！！
みなさんのリクエストや、希望の嘆願を下記のメール・アドレスに送ってください。”

…とのことで、かねてより映画化希望の声があがり続けている「ヴェロニカ・マーズ」について、直接、ファンの声を聞いてみたい…！！という、前向きとも解釈のとれる行動に、ついにワーナー・ブラザースが打って出ました！！

2004年から放送が開始され、2007年のシーズン3で終わってしまった、クリステン・ベル扮する主人公の女子高生探偵が活躍するテレビ・シリーズ「ヴェエロニカ・マーズ」は、実際のところ、広く世間から支持されて成功した高視聴率のドラマだったわけではありませんが、その内容のクォリティが高く、そのことに気づいて着目した映画やドラマの目の肥えたマニアからは評価され、世界観が共感を集めたことで、カルト的な人気を得るにいたりました。
そのため、放送終了後から、映画化希望の声やウワサがあがり、原作者のクリエイター、ロブ・トーマスと、主演のクリステン・ベルもそれを熱望していましたが、実際に番組の権利を持つプロデューサーのジョエル・シルバーと、ドラマを製作したワーナー・ブラザースとが、そうした「ヴェロニカ・マーズ」映画化待望論に反して、現実のドラマ・シリーズのDVDセールスの数字がけして芳しいとは言えないことなどから、映画化の可能性をシャットダウンし、「ヴェロニカ・マーズ The Movie」実現への道を閉ざしてしまいました…。

しかしながら、それでもなお、しつこく、ファンの間から「ヴェエロニカ・マーズ」を映画化してほしい！！というリクエストや、ジョエル・シルバーは58歳のオヤジだから、「ヴェロニカ・マーズ」のおもしろさが理解できていないんだ…！！などといった声があがり続け、ついには先々月の9月末にココでお伝えしたように、もう女子高生探偵とは、ちょっと言えない三十路を迎えてしまった主演のクリステン・ベルが、これ以上は待てない…！！とばかりに、ワーナー・ブラザースがドラマの権利を放棄してくれるなら、自分が自腹で製作費を捻出してまで、「ヴェロニカ・マーズ The Movie」を作る…！！と宣言してしまいした。

ワーナー・ブラザースが今回、「ヴェエロニカ・マーズ」の映画に、果たして、それだけの価値があるものか？！、ファンの生の声を聞いてみようと思ったのは、そうしたクリステン・ベルの言動により、また「ヴェロニカ・マーズ The Movie」待望論がくすぶってしまったことから、市場調査に乗り出す意図を示したものとも解釈できますが、この件についての記事をあげた CinemaBlend では、いずれにしろ、熱心なファンからくり返し、止むことなく、「ヴェロニカ・マーズ」を映画化しろや！！、ボケ！！と寄せられ続けるメール・手紙・電話を受け取り、それらを管理することの手間に疲れ、作業を簡略化するために窓口を設けたのでは…？！といった見方も呈しています。
ただし、現実に、そのように窓口を設けなければならないのか…？！というのも少し疑問で、ワーナー・ブラザースの「ヴェエロニカ・マーズ」映画化嘆願受付けの tweet は、先週末からわずかに100回しかRetweetされていませんし、このつぶやきがあまり知られていないこともあるのかもしれませんが、今のところ、これを通じての「ヴェロニカ・マーズ The Movie」実現を望むメールは、ワーナー・ブラザースにそう多く送られてきてはいないようです…。


果たして、クリステル・ベルが女子大生探偵？！、それとも、FBIの新人捜査官に扮する？！「ヴェロニカ・マーズ The Movie」は作ったほうがよいのか？！、やめておいて、このまま伝説のドラマとして、カルトでいる方がよいのか？！、CIAリーダーのみなさんは、「ヴェロニカ・マーズ The Movie」が公開されたら、観たいと思いますか…？！
ま、ドラマの内容から推して考えれば、そんなにお金のかかるような映画でもなさそうだし、大ヒットはしないまでも、大赤字にもならないとは思うのですが…。




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