役者バカのジェームズ・フランコが、大地の裂け目に女性ふたりを残して、お先にッ！！と自ら地の底に転落していっています…！！






物語の喜怒哀楽の感情がキチンと描き分けられ、万人が名作映画と認める「スラムドッグ＄ミリオネア」(2008年)のダニー・ボイル監督が、登山家アーロン・ラルストンの遭遇した事故の実話を完全映画化した最新作「127時間」の動画を、Cinema Blend のヘッドハンチョ、ジョシュ・タイラーが紹介してくれたので、お楽しみください…！！
先月8月末に初公開の予告編をご覧いただいた本作は、役者バカの演技派ジェームズ・フランコが演じる主人公のアーロンが、2003年4月にユタ州ブルージョン・キャニオンの大地の裂け目に、ひとりで転落し、自分と一緒に滑り落ちた岩に右腕を挟まれて、身動きできぬまま、裂け目の中空で5日間を過ごした挙げ句、ついには自分で右腕を切断して、奇跡の生還を果たす物語です。
上 ↑ の動画は、先の予告編にも登場していた場面ですが、美女ふたりにドッキリを味わわせたのち、地底の湖で楽しい時間を過ごす展開が、アーロンの大胆な人柄を表すと同時に、後の恐ろしい事故への前ふりとして、明暗を際立たせる効果をもたらしています。

このダニー・ボイル監督最新作のシナリオを執筆したのは、「スラムドッグ＄ミリオネア」のサイモン・ビューフォイ。
音楽を手がけたのも、「スラムドッグ＄ミリオネア」のA.R.ラフマーン。そして、撮影も「スラムドッグ＄ミリオネア」のカメラマン、アンソニー・ドッド・マントルですから、本作はまさに「スラムドッグ＄ミリオネア」のスタッフが最結集した！！と呼ぶにふさわしい作品なわけですが、ダニー・ボイル監督は、やはり、アンソニー・ドッド・マントルと組んだゾンビ映画「28日後...」(2002年)の続編「28週後...」(2007年)を撮影したカメラマンのエンリケ・シャディアックも同時に起用しており、「28日後...」と「28週後...」の両カメラマンが協力して撮りあげた「127時間」という言い方も可能です。


ジェームズ・フランコと「センター・オブ・ジ・アース」ごっこ？！で、いちゃついていたのは、妹がドラゴン・タトゥーの女のケイト・マーラに、この時は旅するジーンズは履いてこなかったらしいアンバー・タンブリンです。
「スラムドッグ＄ミリオネア」をオスカー8冠に導くプロモーションを成功させたFOXサーチライトが配給するダニー・ボイル監督最新作「127時間」は、アメリカで今秋11月5日から限定公開の予定です。

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