映画館での公開に向けて、ポスト・プロダクションを手直しするために、配給会社がいくらかの製作費を追加したのかもしれませんが、新人のギャレス・エドワーズ監督が自主製作した、この映画のそもそもの予算は約1万5千ドル(約130万円)と伝えられています…！！


Trailer : Monsters


NASAの宇宙探査機がメキシコに墜落し、地球外生命体のサンプルが繁殖してしまったことで、汚染地域として隔離された禁断のエリアから脱出するスリリングなロード・ムービーとして仕上げられたSFモンスター映画「モンスターズ」を北米で配給するマグネットが、エイリアンのクリーチャーの生息する立ち入り禁止エリアがどのような場所か？！、その雰囲気がより実感される第2弾の予告編をリリースしたので、お楽しみください…！！

主演の男女ペアは、テレビ俳優のスコット・マクネアリーと、ホラー映画「男子はみんな、マンディ・レインが大好き」(2006年)のホイットニー・エイブル。その他の脇役の登場人物の端役は、ロケ先の現地でテキトーに素人をつかまえて、撮影したようです。

“第2の「ディストリクト9」”として、ギークな映画マニアからは注目を集めている、謎のモンスター映画「モンスターズ」は、予告編で示されているように、来月9月24日からオンデマンドで配信された後、10月29日からニューヨークとロサンゼルスの2大都市で限定公開で封切られる予定です。
超低予算映画にありがちの“手持ちのビデオカメラで、たまたま撮影しました…！！”といった風なモッキュメンタリー映画として、わざと手ブレの映像で臨場感の生々しさを出そうとする、手っ取り早い演出ではなく、劇映画らしく創りこんだ絵作りをしているあたりに、ギャレス・エドワーズ監督の才能が窺がえ、好感が持てますね。

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