************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


オタクのギレルモ・デル・トロ監督が何だか、うれしげに肩に手をまわしているおじさんは、ドリュー・ストラザンです。
もし、このドリュー・ストラザンおじさん63歳の仕事を一度も目にしたことがないという人がいたなら、その人は映画はおろか、社会から一切、隔絶された無人島や、ジャングルにでも住んでいたことになります…!!






グレッグ・ボアス、チャールス・リシャルディ、エリク・P・シャーキーという、3人のインディーズのフィルム・メイカーが共同で取り組み、先月7月末のサンディエゴ・コミック・コンで披露した、ドキュメンタリー映画「ドリュー/映画ポスターの後ろにいる男」(Drew: The Man Behind the Poster)の予告編がオンラインにアップされたので、ご覧下さい…!!

予告編の冒頭に登場した、1964年生まれのギレルモ・デル・トロ監督45歳が、“ぼくや、ぼくより少しだけ年上の世代の映画ファンにとって、ドリュー・ストラザンは映画そのものだった…”と語り、スティーヴン・スピルバーグ監督が、“「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ(第1作は1985年公開)、「グーニーズ」(1985年)、「フック」(1991年)、「ニューヨーク東8番街の奇跡」(1987年)、すべて彼がポスターを描いてくれたんだ…!!”と述べて、1980年代から1990年代にかけてのスピルバーグ映画の黄金時代を築くのに、ドリュー・ストラザンのポスターがどれだけ、大ヒットの手助けをしてくれたことか…!!と、あたかも言わんとしているように、ドリュー・ストラザンは主にその時代に活躍した伝説的な映画ポスターのデザイナーです。
おととし2008年の第80回アカデミー賞のポスターも、ドリュー・ストラザンのデザインでしたね。



このドキュメンタリーでは、そうしたドリュー・ストラザンの功績を、初期の仕事から、映画ポスター以外のレコード・ジャケットのデザインなど、多岐にわたる分野まで、関係者の証言をもとにふり返っていこうとする狙いとのことですが、数々の名作映画のポスターがどのように誕生したのか?!、映画史において、貴重なトリビアとなる裏話が飛び出す可能性もあり、映画マニアの人には、ちょっと気になる作品ではないでしょうか…?!




しかし、今のところ、この「ドリュー/映画ポスターの後ろにいる男」の配給会社は決まっておらず、よって、一般公開も未定となっているわけですが、いずれ、どこかで目にする機会のために、このドキュメンタリー映画があることを要チェックとして、記憶の片すみに残しておいてください…!!



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