地に堕ちた「スーパーマン」を再び空に舞い上がらせる救急医として、ワーナー・ブラザースが「バットマン/ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督にSOS!!
by
Billy
2010年2月10日水曜日
ハリウッドの敏腕映画ジャーナリスト、ニッキ・フィンケ女史と、Variety を見捨てたマイク・フレミングという強力なタッグが、またまた、ア然とする驚きのスクープを発信しました…!!、「(500)日のヤング・スパイダーマン」に対抗して?!、どうやら、「スーパーマン」も生まれ変わるようです…!! →
ニッキ・フィンケ女史の個人ブログから、今や、Variety に代わって、THRと双璧を成す業界メディアの代表となった DEADLINE が独占スクープとして伝えたところによれば、ブライアン・シンガー監督が「スーパーマン・リターンズ」(2006年)の大失敗で計らずしも終わらせてしまった人気シリーズを軌道修正する水先案内人として、そのライバル?!の「スーパーマン」を尻目に大躍進を遂げた「バットマン」シリーズの天才クリストファー・ノーラン監督が起用されることになった…!!とのことです。
ディズニーとマーベル・コミックスの電撃合体により誕生したディズニー・マーベルに、ハリウッドの勢力図を書き変えられてはたまらないメジャースタジオの中の真のメジャー、ワーナー・ブラザースが、長らく業務提携関係にあったDCコミックスを吸収し、グループ傘下におさめて、昨2009年9月に立ち上げた新会社DCエンタテインメントの代表ダイアン・ネルソン女史は、DCユニバースの枠を超えて、アメコミの顔とも言えるアメリカン・ヒーロー、スーパーマンの映画シリーズを再生するという、自らに託された大仕事を成し遂げるべく、その企画開発のコンサルタントとして、先ごろ、イギリスの映画メディア、エンパイアが映画史上最低のワースト№1映画に公式認定?!した「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997年)で、完全に壊滅したシリーズを、見事に「バットマン・ビギンズ」(2005年)に作り変え、続く「ダークナイト」(2008年)で歴史的大ヒットを記録した天才クリストファー・ノーラン監督の知恵を借りることに決めたようです。
ニッキ・フィンケ女史とマイク・フレミングが取材して集めたワーナー・ブラザース社内のインサイダー情報の証言によれば、クリストファー・ノーラン監督による「新・スーパーマン」は、シリーズ化の余韻を残して終わった「スーパーマン・リターンズ」の続きではなく、シリーズをゼロから完全にやり直すことになる見込みで…、
“自分たちが「スーパーマン」に関して、何をしてはいけないのかは、すでに学んでわかっている…、でも、だったら、自分たちが何をすればよいのかと言うと、それは皆目、見当もつかない…”
…とのことで、クリストファー・ノーラン監督が、いったい、どのように過去の「バットマン」映画を分析し、現代的に生まれ変わらせたのか?!、その着眼点の置きどころなどを指導してもらうそうです。
思えば、「バットマン」にマイケル・キートンを起用して、同シリーズをそもそも最初に成功させたティム・バートン監督も、その後、2004年前後に「スーパーマン」の復活に担ぎ出されていましたから、ワーナー・ブラザースはまた同じことをしている…といった感もなきにしもあらずですが、同社は、原作コミックの作者ジョー・シャスターの遺産を管理するシャスター財団と、共同原作者のジェリー・シーゲルの遺族から、著作権を返還するべく訴えを起こされており、すでにワーナー・ブラザースは「スーパーマン」の権利の一部を失っています。
そうした訴訟トラブルの流れから、2013年に達すると、「スーパーマン」の権利が、先のシャスター財団とジェリー・シーゲルの遺族に復帰し、他の映画スタジオに持っていかれてしまう可能性が高いため、ワーナー・ブラザースはそのタイムリミットの2013年までに、万人が納得する完璧な新作の「スーパーマン」映画を製作し、封切って、「スーパーマン」シリーズ=ワーナー・ブラザースでなければダメだ…!!という確固たる礎を築かなければならない状況に追い込まれています。
そうした事情から、同社で、万人が納得する完璧な「バットマン」映画の「ダークナイト」を発表し、縁もゆかりも深いクリストファー・ノーラン監督に、緊急に助っ人をお願いすることにしたのだと思われますが、みなさんもご承知のように、クリストファー・ノーラン監督は現在、主演したレオナルド・ディカプリオ本人でさえ、“どんな映画を作っているのか?!、自分にもわからない…”と言っている、出来上がった映画のイメージが同監督の頭の中にしかない、謎に満ち満ちたSFアクション超大作「インセプション」の完成を、7月の世界公開に向けて急いでいる真っ最中で、とても「新・スーパーマン」の企画を練るどころではないはずです。
また、クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」シリーズの原案を手がけている脚本家のデヴィッド・ゴイヤーが、クリエイターとして製作総指揮をつとめていたABCテレビの不人気な超常現象ドラマ「フラッシュ・フォワード」からサッサと降板したことで、いよいよ、「ダークナイト」の続編「バットマン3」の執筆に本格着手するのではないか?!といった憶測も飛び交っています。
このニッキ・フィンケ女史とマイク・フレミングのスクープが事実であった場合、どうしても看板映画の「スーパーマン」の流出だけは避けたいワーナー・ブラザースにとって、多忙を極めていることが明らかな天才クリストファー・ノーラン監督だけが頼みの綱で、まさにおんぶにだっこといった状態ですが、果たして、クリストファー・ノーラン監督が「バットマン」と同時に「スーパーマン」もこなせるものなのか?!、「X-MEN」シリーズや、「バットマン・ビギンズ」のリアルでクールなダークトーンを取り入れたことが、「スーパーマン・リターンズ」の失敗の原因でもあったため、疑問に思う人も少なくないかもしれません…。
恐らく自らは「新・スーパーマン」のメガホンはとらず、製作総指揮の監修の立場にとどまると予想されるクリストファー・ノーラン監督ですが、「スーパーマン」をどのようにリニューアルするのか?!、まずはこのスクープの続報があることに期待をしておきましょう…!!
て言うか、ワーナー・ブラザースは、「スター・トレック」(2009年)をスマートな健全さで蘇らせたJ・J・エイブラムス監督の「新・スーパーマン」の企画を没にするべきではありませんでした…!!
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!
ニッキ・フィンケ女史の個人ブログから、今や、Variety に代わって、THRと双璧を成す業界メディアの代表となった DEADLINE が独占スクープとして伝えたところによれば、ブライアン・シンガー監督が「スーパーマン・リターンズ」(2006年)の大失敗で計らずしも終わらせてしまった人気シリーズを軌道修正する水先案内人として、そのライバル?!の「スーパーマン」を尻目に大躍進を遂げた「バットマン」シリーズの天才クリストファー・ノーラン監督が起用されることになった…!!とのことです。
ディズニーとマーベル・コミックスの電撃合体により誕生したディズニー・マーベルに、ハリウッドの勢力図を書き変えられてはたまらないメジャースタジオの中の真のメジャー、ワーナー・ブラザースが、長らく業務提携関係にあったDCコミックスを吸収し、グループ傘下におさめて、昨2009年9月に立ち上げた新会社DCエンタテインメントの代表ダイアン・ネルソン女史は、DCユニバースの枠を超えて、アメコミの顔とも言えるアメリカン・ヒーロー、スーパーマンの映画シリーズを再生するという、自らに託された大仕事を成し遂げるべく、その企画開発のコンサルタントとして、先ごろ、イギリスの映画メディア、エンパイアが映画史上最低のワースト№1映画に公式認定?!した「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997年)で、完全に壊滅したシリーズを、見事に「バットマン・ビギンズ」(2005年)に作り変え、続く「ダークナイト」(2008年)で歴史的大ヒットを記録した天才クリストファー・ノーラン監督の知恵を借りることに決めたようです。
ニッキ・フィンケ女史とマイク・フレミングが取材して集めたワーナー・ブラザース社内のインサイダー情報の証言によれば、クリストファー・ノーラン監督による「新・スーパーマン」は、シリーズ化の余韻を残して終わった「スーパーマン・リターンズ」の続きではなく、シリーズをゼロから完全にやり直すことになる見込みで…、
“自分たちが「スーパーマン」に関して、何をしてはいけないのかは、すでに学んでわかっている…、でも、だったら、自分たちが何をすればよいのかと言うと、それは皆目、見当もつかない…”
…とのことで、クリストファー・ノーラン監督が、いったい、どのように過去の「バットマン」映画を分析し、現代的に生まれ変わらせたのか?!、その着眼点の置きどころなどを指導してもらうそうです。
思えば、「バットマン」にマイケル・キートンを起用して、同シリーズをそもそも最初に成功させたティム・バートン監督も、その後、2004年前後に「スーパーマン」の復活に担ぎ出されていましたから、ワーナー・ブラザースはまた同じことをしている…といった感もなきにしもあらずですが、同社は、原作コミックの作者ジョー・シャスターの遺産を管理するシャスター財団と、共同原作者のジェリー・シーゲルの遺族から、著作権を返還するべく訴えを起こされており、すでにワーナー・ブラザースは「スーパーマン」の権利の一部を失っています。
そうした訴訟トラブルの流れから、2013年に達すると、「スーパーマン」の権利が、先のシャスター財団とジェリー・シーゲルの遺族に復帰し、他の映画スタジオに持っていかれてしまう可能性が高いため、ワーナー・ブラザースはそのタイムリミットの2013年までに、万人が納得する完璧な新作の「スーパーマン」映画を製作し、封切って、「スーパーマン」シリーズ=ワーナー・ブラザースでなければダメだ…!!という確固たる礎を築かなければならない状況に追い込まれています。
そうした事情から、同社で、万人が納得する完璧な「バットマン」映画の「ダークナイト」を発表し、縁もゆかりも深いクリストファー・ノーラン監督に、緊急に助っ人をお願いすることにしたのだと思われますが、みなさんもご承知のように、クリストファー・ノーラン監督は現在、主演したレオナルド・ディカプリオ本人でさえ、“どんな映画を作っているのか?!、自分にもわからない…”と言っている、出来上がった映画のイメージが同監督の頭の中にしかない、謎に満ち満ちたSFアクション超大作「インセプション」の完成を、7月の世界公開に向けて急いでいる真っ最中で、とても「新・スーパーマン」の企画を練るどころではないはずです。
また、クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」シリーズの原案を手がけている脚本家のデヴィッド・ゴイヤーが、クリエイターとして製作総指揮をつとめていたABCテレビの不人気な超常現象ドラマ「フラッシュ・フォワード」からサッサと降板したことで、いよいよ、「ダークナイト」の続編「バットマン3」の執筆に本格着手するのではないか?!といった憶測も飛び交っています。
このニッキ・フィンケ女史とマイク・フレミングのスクープが事実であった場合、どうしても看板映画の「スーパーマン」の流出だけは避けたいワーナー・ブラザースにとって、多忙を極めていることが明らかな天才クリストファー・ノーラン監督だけが頼みの綱で、まさにおんぶにだっこといった状態ですが、果たして、クリストファー・ノーラン監督が「バットマン」と同時に「スーパーマン」もこなせるものなのか?!、「X-MEN」シリーズや、「バットマン・ビギンズ」のリアルでクールなダークトーンを取り入れたことが、「スーパーマン・リターンズ」の失敗の原因でもあったため、疑問に思う人も少なくないかもしれません…。
恐らく自らは「新・スーパーマン」のメガホンはとらず、製作総指揮の監修の立場にとどまると予想されるクリストファー・ノーラン監督ですが、「スーパーマン」をどのようにリニューアルするのか?!、まずはこのスクープの続報があることに期待をしておきましょう…!!
て言うか、ワーナー・ブラザースは、「スター・トレック」(2009年)をスマートな健全さで蘇らせたJ・J・エイブラムス監督の「新・スーパーマン」の企画を没にするべきではありませんでした…!!
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