せっかくのバレンタインデーだと言うのに、チョコをくれる相手も、また、あげたい相手もいないし、今日のお休みは家にいよう…という方のため…ではないですが、じっくりと味わって鑑賞できる、おいしい映画を用意しました…！！







10歳のころから舞台に立ち、演劇学校に通いながらも、それが本当に自分のやりたいことだとは思わずに成長し、動物学を学ぶ女子大生になってから、あらら、やっぱり、わたしの夢は芸術にふれる人生をおくることだったわ…！！と、ようやく気づいたらしい、ケンブリッジ出身の無名女優ケイト・マジソンさん31歳(↑トップ写真)が完成させた、あえて「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ最新作と呼んであげたい自主製作映画「ロード・オブ・ザ・リング/ボーン・オブ・ホープ」の全編丸ごと約72分間です…！！(キャプション機能で日本語字幕をオンにするのをお忘れなく)


ピーター・ジャクソン監督の大ヒット超大作「ロード・オブ・リング」トリロジーを観て、感激し、自分でもこんな映画を作ってみたい…！！と一念発起したケイトさんは、イザという時のためにとっておいた貯金をはたいて、この「ボーン・オブ・ホープ」の予告編だけをまず最初に作り、それを YouTube で公開して、わたしにこの映画を作らせてください…！！と、映画ファンにカンパを呼びかけるやり方で、本作を完成しました。
…と書けば、もしかするとCIAの常連リーダーの方は、あれッ？！、前にもそんな話が…？！と記憶にひっかかるかもしれませんが、この「ボーン・オブ・ホープ」は、2年前の2008年2月に予告編を紹介済みです。それがどうやら見事に完成したようで、ひとまず、記事を書く…という形で応援したぼくも、とても、うれしく思っています。
ケイトさんと「ロード・オブ・ザ・リング」を愛するファンの夢をかなえるために、世界中から寄せられたカンパの総額は約1万7,000ポンド(約240万円)で、そこにケイトさんが自分の虎の子の貯金8,000ポンド(約113万円)を足した合計2万5,000ポンド(約352万円)が、本作の製作費です。
ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーの製作費は平均して、だいたい約9,400万ドルと1億ドル近かったですから、それに比べれば、微々たる予算ですが、商業目的でない自主製作映画の世界では、まさにホンモノ？！の「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵する大作…！！と言ってあげてもいいのではないでしょうか。


自らも女優として出演しながら、同時に監督をつとめあげたケイト・マジソンさんが、自分で執筆したオリジナル・ストーリーの「ボーン・オブ・ホープ」は、「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーの原作の中で、作者のJ・R・R・トールキンが短くカンタンに著したらしい西方の民族ドゥーネダインに焦点をあて、ピーター・ジャクソン監督版の映画ではヴィゴ・モーテンセンが演じたアラゴルンの両親であるドゥーネダインの族長アラソルンとギルラインの夫婦が主人公となっています。
本作を紹介したイギリスのタブロイド・ペーパー、デイリー・メイルによれば、すでにこの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ最新作「ボーン・オブ・ホープ」は、オンラインを通じて、全世界で約50万人以上の人たちに鑑賞され、絶賛の声があげられています。
それでは、「ロード・オブ・ザ・リング/ボーン・オブ・ホープ」を、ぜひ、ご覧になっていただきたいのですが、全部観てみたよ…！！という方は、感想のレビューをコメントに残して、これから観る人に観どころを(ネタバレなしで)紹介してください…！！
なお、出演者や、スタッフもみな、ケイトさんの熱意に口説かれ、ボランティアの無償奉仕として、このプロジェクトに参加してくれました…！！



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