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イングロリアス・バスターズ-クリストフ・ヴァルツ

悪役のギャングを演じるはずだったニコラス・ケイジとの出演交渉がまとまらず、降板してくれるという、素晴らしい幸運に恵まれていたセス・ローゲンのヒーロー映画「グリーン・ホーネット」ですが、出てくるだけでどんな映画もバカらしくなる大根役者に去ってもらい、本当によかったようです…ッ!!






グリーン・ホーネット-セス・ローゲン-キャメロン・ディアス

肝心の悪役が不在のまま、ミシェル・ゴンドリー監督のメガホンで、今月9月はじめから撮影をスタートしていた、ソニー・ピクチャーズの勝負映画「グリーン・ホーネット」(↑)ですが、ハリウッドの敏腕映画ジャーナリスト、ニッキ・フィンケ女史の独占スクープによれば、クエンティン・タランティーノ史上最大のヒット作になることが間違いない“架空の第二次大戦”を描いた戦争映画「イングロリアス・バスターズ」で、ナチスの残酷な将校ハンス・ランダを演じたクリストフ・ヴァルツが、大根役者ニコラス・ケイジの代役として出演することになったそうですッ!!
オーストリア出身で、主にドイツのテレビドラマで活躍していた、無名のベテラン俳優クリストフ・ヴァルツは、「イングロリアス・バスターズ」が世界初公開されたカンヌ国際映画祭で、タランティーノ監督の“架空の第二次大戦”という突拍子もない発想に映画ジャーナリストらが戸惑い、結果的に映画自体が不評だったにもかかわらず、彼の演技力と存在感には高い評価が与えられ、男優賞を受賞し、一躍、国際的に注目の存在となっていました。
そんな、ブラッド・ピット率いる兵隊やくざのイングロリアス・バスターズたちを脇役に追いやる魅力を発揮したクリストフ・ヴァルツの残酷ナチ将校ハンス・ランダは、クエンティン・タランティーノが創造したキャラクターの中でも屈指の存在として、「羊たちの沈黙」(1991年)におけるアンソニー・ホプキンスの人食いレクター博士や、「ノー・カントリー」(2007年)でハビエル・バルデムが演じた感情のない冷酷な殺し屋アントン・シガーなどと並び称され、当然、クリストフ・ヴァルツにはハリウッドの映画スタジオから多数の出演依頼が殺到していたようですが、ソニー・ピクチャーズが、映画史上の希代の悪役として遅咲きの花を咲かせた52歳のスター獲得に、見事に成功したようですね。
オリジナルのテレビ・シリーズでブルース・リーが演じたグリーン・ホーネットの相棒カトー役のみならず、監督としても起用されたチャウ・シンチーとの間に亀裂が生じ、いっぺんに監督と準主役を失う…という混乱に見舞われた「グリーン・ホーネット」ですが、このクリストフ・ヴァルツの起用で、一気に形勢を挽回し、さらに期待をふくらませてくれた…ッ!!と言っていいでしょう!!、尚、次回の来年2010年のアカデミー賞では、クリストフ・ヴァルツが最優秀助演男優賞を受賞するのは確実…ッ!!と言われているので、もしかするとクリストフ・ヴァルツは、オスカー俳優として「グリーン・ホーネット」に登場するのかもしれません…ッ!!

グリーン・ホーネット-ジェイ・チョウ-キャメロン・ディアス

チャウ・シンチーに代わって、ブルース・リーの後を継ぎ、グリーン・ホーネットの相棒カトーに抜擢されたのは、「カンフー・ダンク!」(2008年)で知られる台湾のスター、ジェイ・チョウ(↑)です。ジェイ・チョウは“ブルース・リーが育てたキャラクターを演じるのは光栄…”と言いながらも、ブルース・リーのモノマネはけしてせず、“自分のカトーを新たに作り上げたい…”とのことです。
で、下 ↓ は、あッ、さっそくカトーになって登場かッ?!という写真ですが、これはジェイ・チョウ本人ではなく、スタントマンの方がカトーに扮した様子ですね。
とりあえず、カトーのコスチュームの見た目はオリジナルのブルース・リーのそれと変わらない…ということがわかりました…!!

グリーン・ホーネット-カトー

当初の2010年6月公開から半年遅らされ、夏休み映画から冬休み映画に変わった、全米№1コメディアンのセス・ローゲンがヒーローとして活躍する話題作「グリーン・ホーネット」は、12月17日全米公開の予定です…ッ!!




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