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タイタンの戦い-サム・ワーシントン-トップ

ハリウッド・デビュー作の「ターミネーター4/サルベーション」(6月13日公開)が予想外コケてしまったオーストラリア人サム・ワーシントン撮影中最新作です…!!




タイタンの戦い-サム・ワーシントン

イギリスの映画メディア、エンパイアが初公開した、アクション・ファンタジー映画「タイタンの戦い」で、主人公の勇者ペルセウスを演じるサム・ワーシントンの写真です。先月5月にロケ現場のスナップを紹介した本作は、伝説的なSFXアーティスト、レイ・ハリーハウゼンの代表作である同名映画(1981年)のリメイクで、監督は前作の「インクレディブル・ハルク」(2008年)を、主演のエドワード・ノートンにほとんど作ってもらっていたルイ・レテリエです。
ギリシャ神話の世界を舞台とする本作で、サム・ワーシントンの主人公ペルセウスは、神々の王ゼウスの息子ながら人間として育てられたことで、勇者の力を眠らせてしまっているキャラクター。そんな彼が、冥界の神ハーデスの脅威から父ゼウスや王女アンドロメダを守り、戦う術を身につけるため、真の勇者になるための冒険の旅が本作では描かれることになります。
サム・ワーシントンの父である神ゼウスを演じているのは、アメリカで驚異の大ヒットになったアクション・サスペンスの傑作「テイクン」(邦題「96時間」)が今夏、日本公開になるリーアム・ニーソン。悪役のハーデスは、ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞最優秀主演女優賞に選ばれた「朗読者」(邦題「愛を読むひと」)が、再来週19日(金)から、やはり日本公開になるレイフ・ファインズです。
ペルセウスの勇者の旅に同行する戦士ドラコは、「007/カジノ・ロワイヤル」(2006年)で血の涙を流していたデンマークの俳優マッツ・ミケルセン。その旅を導くスピリチュアルな存在の謎のガイド、イオは、「007/慰めの報酬」(2008年)のジェマ・アータートンなので、サム・ワーシントンは自分がペルセウスではなく、ジェームズ・ボンドのような気になってしまうかもしれません。
そして、ペルセウスが冒険に失敗すれば、自分も死ぬことになる運命共同体の王女アンドロメダを演じるのは、スティーヴン・キング原作の「ミスト」(2007年)に出ていたアレクサ・タヴァロスです。スーパーマーケットのレジ係から、神話の世界の王女に大出世ですね!!
このリメイク版「タイタンの戦い」の脚本を執筆したのは、オリジナル版の公開時には「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」を大ヒットさせていたローレンス・カスダン。青年が冒険をしてヒーローに成長する物語としては、「スター・ウォーズ」(「帝国の逆襲」1980年、「ジェダイの帰還」1983年)を執筆している人です!!
ひとつ目の巨人サイクロプスや、髪の毛がヘビのメドゥーサなど、すでに一定のイメージが固まっているクリーチャーをどのようにリ・イマジニングし、新鮮なデザインを観せることができるのか?!、また、レイ・ハリーハウゼンのダイナメーションに勝るオリジナリティを現代のテクノロジーで造り出せるのか?!が、リメイク版「タイタンの戦い」の注目のポイントです。
ワーナー・ブラザース製作・配給の「タイタンの戦い」は、2010年3月26日全米公開の予定。ワーナー・ブラザースは今年2009年同時期には「ウォッチメン」、2006年同時期には「300」を封切っているので、「タイタンの戦い」は、その路線上の作品となる、オタク男子向けのマニアックなヒーロー・アクション映画という位置づけと思ってよさそうです!!




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