全米二日酔いがさめず!!、泥酔コメディ
「ハングオーバー」が驚きの連続首位!!
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル興行成績 の順です。
第1位 第2位 第3位(初) 第4位 第5位
第1位「ザ・ハングオーバー」
$33,415,000-(3,355館)-$105,389,000
第2位「カールじいさんの空飛ぶ家」(12月公開)
$30,515,000-(3,886館)-$187,179,000
第3位「サブウェイ123」(9月4日公開)
$25,000,000-(3,074館)-$25,000,000
第4位「ナイトミュージアム2/バトル・オブ・ザ・スミソニアン」(8月13日公開)
$9,600,000-(3,365館)-$143,447,000
第5位「マーシャル博士の恐竜ランド」(9月公開)
$9,153,000-(3,534館)-$34,980,000
第6位(初) 第7位 第8位 第9位 第10位
第6位「イマジン・ザット」
$5,700,000-(3,008館)-$5,700,000
第7位「スター・トレック」(公開中)
$5,600,000-(2,638館)-$232,028,000
第8位「ターミネーター4/サルベーション」(公開中)
$4,695,000-(2,650館)-$113,831,000
第9位「天使と悪魔」(公開中)
$4,200,000-(2,436館)-$123,300,000
第10位「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」
$3,864,000-(2,273館)-$35,146,000
★各映画の解説はこちらです!! →
★先週の初登場で第2位とお伝えしていたワーナー・ブラザース配給の二日酔いミステリーのハレンチ・コメディ「ハングオーバー」ですが、その後、キッチリと現金が数えられた結果、約4,413万ドルを稼いだディズニー・ピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」に対して、酔っ払って記憶を失った野郎たちが84万ドルの僅差となる約4,497万ドルを売り上げ、勝利していたことがわかり、めでたく、「ハングオーバー」が初登場首位!!、そして、今週は2週連続の首位!!という快挙を達成してくれました!!
2週めにして、興行成績のトータルが軽々と1億ドルを突破してしまった本作の製作費は、サマームービーとは思えない約3,500万ドルですから、すでに元手の3倍程度を売り上げ、黒字の利益が出てしまっています!!
そんな大成功の「ハングオーバー」ですから、すでに続編の「ハングオーバー2」の製作が決定し、監督のトッド・フィリップスによれば、来年2010年春には撮影を開始するというスケジュールも決まったそうです。
また、メイン・キャストの野郎4人組み、ジャスティン・バーサ、ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムス、ザック・ガリフィアナキスの連続出演も決定したそうです。
続編の内容については、どこで酔っ払い?!、どんなトラブルに巻き込まれるのか?!、明らかにされていませんが、ザック・ガリフィアナキスが HOLLYWOOD.COM に、“たぶん海外旅行のエキゾチックな旅先でヘマをやらかすんじゃないかなぁ…”と漏らしたのに対して、トッド・フィリップス監督はエンタテインメント・ウィークリーで、“外国には行かない…”と、それを否定しました。ま、第1作めが公開されて、まだ2週めですから、続編の中身を憶測するのは時期尚早ですね。
この「ハングオーバー」は、結婚を間近に控えたジャスティン・バーサ演じるダグの独身最後の時を祝うため、悪友3人がダグを連れ出し、ラスベガスにくり出しますが、どうやら夜の間にガンガンに酔っ払ってしまったらしく、気づくと翌朝、一同は記憶を失いホテルの部屋でブッ倒れていた…!!、が、しかし、ふと見ると、結婚式に戻らなければならないダグの姿はどこにもなく、代わりになぜか?!、猛獣のタイガーと、赤ん坊が…??、という訳で、その記憶を失った間の出来事の謎を解き、結婚式までのタイムリミット・サスペンスの中で、ダグの居場所を見つけ出そう…!!というミステリー・コメディです!!
タイガーの手がかりは…
「In The Air Tonight」をお聞きください!!
↑ ストリッパー役で登場のヘザー・グレアムと、酔っ払い4人組…!!
↑ 裸より卑猥なヘザー・グレアムの胸ポッチをお楽しみください…!!
★前述のように、先週の前回、封切りからの2週連続首位を達成!!と伝えたディズニー・ピクサーのCGアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」でしたが、実際は今週も首位をキープの「ハングオーバー」に敗れてしまい、第2位が本当の順位だったので、今週はワンランク・ダウンではなく、横ばいで引き続き第2位…ということになります。
公開館数が68館微増した本作の売り上げのマイナス率は約31%と少なめの堅調を維持しており、トータルの興行成績が早くも1億8,717万ドルに達してしまいました。昨2008年のディズニー・ピクサー・アニメ「WALL-E/ウォーリー」は、同じ3週めの時点でのトータル興行成績が約1億6,305万ドルでしたから、カールじいさんは3D割増料金を徴収していることもあり、「WALL-E/ウォーリー」よりも早いペースで収入を伸ばしていることになります。
現時点では、今年2009年の興行ランキングで第3位に着けているカールじいさんですが、ひとつ上で第2位の同じアニメ映画「モンスターVSエイリアン」の興行成績約1億9,521万ドルを追い抜くのは時間の問題で、今週第7位の「スター・トレック」(2億3,202万ドル)に次いで、間もなく今年2番めの大ヒット作になります。
★名優ウォルター・マッソーとロバート・ショーが対決したクライム・サスペンスの大傑作「サブウェイ・パニック」(1974年)を、トニー・スコット監督が、デンゼル・ワシントンVSジョン・トラボルタで現代に復活させた、ソニー・ピクチャーズのリメイク映画「サブウェイ123」が、3,074館で封切られ、約4,400スクリーンで上映された結果、平凡なオープニング成績約2,500万ドルを記録し、初登場第3位となりました…。
この約2,500万ドルというオープニング成績は、デンゼル・ワシントンとトニー・スコット監督の過去のコンビ作「デジャヴ」(2006年11月22日公開/3,108館/製作費7,500万ドル)のオープニング成績2,057万ドル、「マイ・ボディガード」(2004年4月21日公開/2,986館/製作費7,000万ドル)のオープニング成績2,275万ドルと比較すると、若干でも上向きを見せている点は評価できますが、本作は製作費も1億ドルの大台に上積みされたことを考慮に入れると、う~ん…、このオープニング成績では、ギリギリ及第点をもらえるかな…?!といった、かなりきびしい微妙な数字です。
それと言うのも、「デジャヴ」の国内での最終的な興行成績は約6,403万ドルで、それを含めた全世界トータルの売り上げは約1億8,055万ドル、そして、ダコタ・ファニングが共演だった「マイ・ボディガード」は、国内売り上げが約7,791万ドルで、全世界トータルは1億3,029万ドルでしたから、製作費1億ドル超の「サブウェイ123」が同じような興行を展開した場合、ボックスオフィスだけでは黒字に持ちこめないのは、もはや、明らかです。
一方、ジョン・トラボルタ側から見た場合、ニコラス・ケイジと対決したアクション映画「フェイス・オフ」(1997年6月27日公開/2,851館/製作費8,000万ドル)が、同じようなオープニング成績の約2,338万ドルからスタートして、国内だけで約1億1,227万ドルを稼ぎ、全世界のトータルでは約2億4,567万ドルの大ヒット作に成長した実績があります。しかし、「フェイス・オフ」は、香港からやって来たジョン・ウー監督のスタイリッシュな演出が、当時は新鮮だったこともあり、映画の魅力が集客を引き寄せた訳ですが、頭の中で時代が止まっているオヤジの無理な若作りみたいに、今や古臭いだけのMTV風と呼ばれた過去の演出スタイルを続けるだけのトニー・スコット監督の作品からは、そうした勢いは伝わってはこないでしょう…。
が、まぁ、ソニー・ピクチャーズの調べでは、この「サブウェイ123」の観客の約54%は男性で、全体の62%が30代以上という、大人の観客が観に来ているようなので、そうした封切りに焦っては観に来ない世代が主な市場ということであれば、一定の客足を維持しながら、数字を伸ばせていける可能性はありそうです。
この「サブウェイ123」の内容は、オリジナル映画が有名なので、もはや説明の必要はありませんが、地下鉄の車両を乗っ取り、乗客を人質に身代金を要求するジョン・トラボルタと、地下鉄の運行責任者であるデンゼル・ワシントンが対峙するストーリーです。オリジナルとは結末も含め、展開は異なっているので、「サブウェイ・パニック」はもう観て、よく知っている…という人も新たに楽しめる作品ですが、そのオリジナルとの比較においては、レビューでは、やはり、本家に軍配が上げられてしまっているようです…。
この「サブウェイ123」の予告編はココとココ、ポスターはコチラです。
出せ!!と怒ったジョン・トラボルタは…
来て…と、生きて戻ることを切なく頼む妻のアーンジャニュー・エリス…。
★公開4週めの「ナイトミュージアム2/バトル・オブ・スミソニアン」は、442館が幕を落とし、約34%の売り上げダウンですが、封切りの新作に勢いがなかったおかげで、先週と同じ第4位をキープしています。しかし、週末の成績が100万ドル台の数字に落ち込んだ本作は、今後、大きく数字を伸ばすことはまずあり得ないことから、1億5~6千万ドル辺りを最終的な成績として終わることになりそうです。前作(2006年)の最終成績は約2億5,086万ドルでしたから、なんと1億ドルも減ってしまいました…。
★邦題が「俺たちタイムトラベラー」ではなく、「マーシャル博士の恐竜ランド」という変なタイトルになった、この夏、「T4」に続く、2本めの沈没映画として観客から無視されているウィル・フェレル主演のファンタジー・アドベンチャー「ランド・オブ・ザ・ロスト」が、笑顔も凍りつく悲惨なオープニング成績1,883万ドルしか売り上げられなかった先週の初登場第3位から、2ランクダウンで第5位に下がり、時空を超えた存在が出てくるという点に置いては似ている公開4週めの「ナイトミュージアム2」に抜かれてしまいました…。
売り上げのマイナス率は、ほぼ半減の約51%で、早くも100万ドル台の成績となってしまい、まだ2週めなのに興行の終息ステージに入っています…。
どうあがいても製作費の1億ドルを取り返せる見込みはありません…。
ウィル・フェレルは、この致命的な大失敗で、人気の陰りがささやかれ始めてしまったので、次回作では、ぜがひでも笑いをとらなければならない窮地に追い込まれています…。製作・配給のユニバーサル映画が、“救いようのない作品…”と、自分たちで認め、見捨てることにした本作の続編は絶対にありませんね…。
★映画のマーケティングの知識などない素人でさえ、もはや、この地球上のどこにもエディ・マーフィのひとりよがりコメディ映画を観たがるバカはいない…とわかっているのに、それになぜか?!気づかないハリウッドがまた作ってしまったエディ・マーフィのクソ映画「イマジン・ザット」を、気の毒で哀れな3,008館が約3,200スクリーンで封切った結果、たった570万ドルという、ここは笑いをとるタイミングではないのに爆笑を誘うギャグみたいなオープニング成績で、第6位に初登場しました!!
本作の製作費は約5,500万ドルなので、収支はいきなり赤字決定です!!
エディ・マーフィは昨2008年のサマームービーのウンコ映画「デイブは宇宙船」(2008年7月11日公開/3,011館/製作費6,000万ドル)のオープニング成績も、本作とほぼ同じ約525万ドルだったので、その大失敗作の最終的な興行成績が微々たる1,180万ドルだったことを基準に考えると、この「イマジン・ザット」も同じぐらいか、それにも劣るぐらいの成績が予想され、わざわざフィルムのプリント代を支払ってまで興行をする価値がなかった…というため息で終わることになりそうです。
子ども向けケーブル・テレビのニコロデオンとパラマウント映画が共同で製作した、笑えない大赤字映画「イマジン・ザット」の内容は、シングルファーザーとして、一人娘と過ごすべき時間を犠牲にしてまで、金融マンの仕事に精を出す割りには成果の上がらないアホなエディ・マーフィが、娘が空想で作り出す想像上の友人に不思議な予知の力があることを知り、それを仕事に利用する下心で、娘と一生懸命に遊ぶことにしますが…、といったお話です。
エディ・マーフィの主演作を手がけるという自殺行為におよんだ狂ってるとしか思えない監督は、「銀河ヒッチハイク・ガイド」(2005年)の脚本を手がけ、ドリームワークス・アニメの「森のリトル・ギャング」を監督したキャリー・カークパトリック。
アメリカの映画ライターや、映画ジャーナリストの多くが、エディ・マーフィの映画を紹介する時に、ひと言添える決まり文句を、ボクも使わせてもらうと…、
エディ・マーフィの映画について書くなんて時間の無駄で、迷惑なので、映画会社はもうエディ・マーフィの主演作なんて作らないでください!!、作っても公開しないで、自分たちだけで観てください!!、…ということになります。
★続編にはジャック・ブラックが出演する…!!という、気の早いウワサについて、“製作が決定している続編の内容を検討するミーティングなどは、まだ一度も行なっていないが、ジャック・ブラックの起用を念頭に置いているのは事実…”と、監督のJ・J・エイブラムス自身が認めた、現時点での2009年全米№1大ヒット作「スター・トレック」は、公開6週めで564館が上映終了し、売り上げが約33%下落して、先週の第5位から2ランクダウンの第7位となりました。
ジャック・ブラックがどういった役柄で登場するのか?!までは、J・J・エイブラムス監督は明かしていませんが、エンタープライズ号のクルー、スコッティとして出演している、イギリスのコメディアン、サイモン・ペグのキャラクターがアメリカの観客にはあまり受け入れられていないため、その穴をジャック・ブラックのアメリカン・ジョークで埋めようとでも考えたのでしょうか?!、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)も、「ホット・ファズ」(2007年)も、この上なく、おもしろいのですが、サイモン・ペグのセンスは映画マニアにしか、やはりウケないのかもしれません…?!
★沈没映画「ターミネーター4/サルベーション」は先週の第6位から、さらにふたつ沈んで第8位。公開4週めで、654館が審判を下し、売り上げは約43%下落しました。トータルの興行成績だけを見れば、1億1,383万ドルを稼いでいる「T4」は、第4位「ナイトミュージアム2」=1億4,344万ドル、第9位「天使と悪魔」=1億2,330万ドルに負けているとは言え、それなりに健闘している印象を受けますが、第4位と第9位はそれぞれ製作費1億5,000万ドルなのに対して、「T4」は2億ドル以上を持ち出していますから、博物館と宗教象徴学者に断じて負けていてはいけない訳ですね…。ちなみに海外市場の成績を比較しても、「ナイトミュージアム2」は国内と同等の1億4,955万ドルをすでに稼ぎ、「天使と悪魔」は国内の倍以上の2億9,095万ドルを叩き出しているのに対し、「T4」は今だ1億ドルに届かない9,910万ドル…。そうした現実の数字を見れば、「T4」がなぜ、沈没映画とバカにされるのか?!、そのコケっぷりがよくわかりますね。もはや、興行で製作費を取り返すことは不可能なようです…。赤字に近い収支で続編はあるでしょうか…?!
★公開5週めで、大きく489館が撤退し、約36%売り上げダウンで、先週の第8位からワンランク・ダウンし、第9位にまで落ち込んできた「天使と悪魔」は、全米興行では今ひとつ振るわないものの、全世界の興行成績を合わせると4億1,430万ドルとなり、引き続き、現時点で今年の№1ヒット作の王座を維持しています。
ただし、国内と海外の興行成績の数字の割合いが、前作「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年5月19日公開/3,757館/国内2億1,753万ドル/海外5億4,070万ドル)と同じ、国内3(1億2,330万ドル):海外7(2億9,100万ドル)という水準に達したので、そろそろ潮時ですね…。
★先週は第7位だったサム・ライミ監督のホラー映画復帰作「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」が、公開3週めでどん詰まりの第10位にまでドラッグされてしまいました…。
237館が打ち切り、売り上げ約45%ダウンの本作のトータル興行成績は約3,514万ドルで、本作と同日公開だったのに、今だ第2位にいる「カールじいさんの空飛ぶ家」が、この週末だけで稼いだ約3,051万ドルとそう変わりありません…。
ただし、作るのに約1億7,500万ドルもかかったカールじいさんに対して、呪いのばあさんの「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」は6分の1程度の約3,000万ドルと安上がりなので、これから公開される海外市場での売り上げなどを見込むと、赤字になるのは免れそうですが、興行的に成功した作品とは言い難い結果を残しつつあるのは事実です。しかし、本作の10倍近い約3億3,653万ドルも国内だけで稼ぎ、興行的に大成功した「スパイダーマン3」(2007年)がケチョンケチョンにけなされ、映画監督として失脚し、地獄に落ちたサム・ライミ監督が、この内容の充実した大絶賛の失敗作?!で、完全復活のカムバックを果たしたッ!!というのは皮肉ですね。映画はやはり興行成績ではなく、まずはその中身を問われる…という典型的な例のようです。ちなみに「スパイダーマン」シリーズを除けば、「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」は、サム・ライミ監督のキャリアの中では、ケヴィン・コスナーが主演した野球映画「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」(1999年9月17日公開/2,933館/製作費8,000万ドル)の最終興行成績約3,518万ドルに次ぐ、2番めのヒット作ということになりますが、インフレ率や、チケット価格の変動を考慮すると、第2位ではなく、本当はもっと下に下がってしまいます…。
★ さて、今週末公開の全米映画ですが…、この週末もあまりパッとしていません。まずは…、カナダ出身でアメリカ国籍ではないという理由でキャリアを棒に振りそうになった怖い女上司のサンドラ・ブロックが、、リストラ候補のダメ男のデッドプールことライアン・レイノルズの首を切る代わりに偽装結婚のパートナーをつとめさせるラブコメ「あなたは私の婿になる」(日本10月公開)を、ディズニー傘下のタッチストーン・ピクチャーズが公開!!、結婚の既成事実を証明するために、ウソのデッチアゲ夫婦がライアン・レイノルズの実家のアラスカに帰省し、その田舎町で、出世競争しか頭になかったサンドラ・ブロックの価値観が変わる…という展開は、今年1月末に全米公開されたレネー・ゼルウィガーのやり手ビジネス・ウーマンがリストラを執行するため、ミネソタの田舎町の工場に赴任するものの、地方の人たちのぬくもりに触れ、愛を見つける…という、大コケに終わったロマンチック・コメディ「ニュー・イン・タウン」とほとんど同じ…。とりあえず、女性上司と部下の男…という図式が恋愛映画ではちょっとした流行のようです?!
そして、ソニー・ピクチャーズが拡大と限定で2本の新作をリリース!!、1本めの拡大公開作品は、「スーパー・バッド」(2007年)や、「JUNO/ジュノ」(2007年)といった大ヒット作で知られる若手人気コメディアンのマイケル・セラと、どうやら、「スター・トレック」の続編に出演できそうなベテランのジャック・ブラックがコンビを組んだ「イヤー・ワン」です。コメディ映画のヒットメイカー、ジャド・アパトー製作の本作は、題名通りに西暦1年の、言わば、聖書に出てくるような古代を舞台にしたコメディ映画。監督は「恋はデジャ・ブ」(1993年)のハロルド・ライミスです。「ゴーストバスターズ」の隊員だった人ですね。
で、2本めの限定公開の方は、来週末27日(土)から「それでも恋するバルセロナ」(2008年)が日本公開になるウディ・アレンが久しぶりにニューヨークを舞台にした新作「ホワットエバー・ワークス」。どうも、1館あたりのアベレージでウディ・アレンが大きな数字を上げ、実質的な初登場第1位を奪ってしまいそうな感じです…!!、それでは来週のランキングをお楽しみに…!!
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!
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