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見るからにお人好しなブリジット・ジョーンズが、かわいそうな少女の正体を「ローズ・イン・タイドランド」のローズだとも知らずに保護し、恐ろしい事態に直面します…ッ!!






レネー・ゼルウィガー-ケース39-ポスターブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)や、「シカゴ」(2002年)、「ミス・ポター」(2006年)などで演技力を高評価されているレネー・ゼルウィガーが主演したのに、公開が見送られているホラー映画「ケース39」の予告編がネットに登場(流出?)しました。
レネー・ゼルウィガー演じるソーシャルワーカーのエミリーは38もの案件を抱える多忙にも関わらず、39番めのケースを押し付けられることに…。その39番めのサリバン家を訪ねたエミリーは、両親から虐待されているとされる少女リリーの調査を始めた矢先、両親がまさにリリーを殺そうとする惨劇の現場に出くわし、間一髪、リリーの救出に成功する。かわいそうなリリーに同情し、心のケアのため、リリーを預かることにしたエミリーは、やがて、リリーの周りで次々と人が怪死していた事実を知るが、その時にはもう、何もかもは手遅れだった…ッ!!、という訳で、一見、無垢に見えるリリーこそは邪悪な超自然的存在の力を秘めた、恐ろしい呪われた少女だった…ッ!!ということですね。何か、それ以外にアッと驚くオチの展開があってくれるといいのですが…。
魔少女リリーを演じているのは、冒頭に記したように、テリー・ギリアム監督のブラックな悪趣味ファンタジー「ローズ・イン・タイドランド」(2005年)で、タイトルロールのローズを演じていたジョデル・フェルランド。「噂のアゲメンに恋をした!」(2007年)にも出演していました。
本作の脚本を執筆したのは、黒沢清監督の「回路」(2000年)を、ハリウッド版の「パルス」(2006年)にリライトしたレイ・ライト。監督は、先月3月にココで紹介したSFスリラー「パンドラム」のクリスチャン・アルバートです。
ドイツからハリウッドに進出してきたクリスチャン・アルバート監督は、まずこの「ケース39」を作ったものの、公開日が今だ未定なので、9月に全米公開が決定している「パンドラム」で実質的にハリウッド・デビューを飾り、作品の順番が入れ替わることになりそうです。
「ケース39」を配給するパラマウント映画は、全米公開を2009年と発表していますが、恐らく今年中は無理で、2010年のラインナップにまわされるものと見られています。ただし、諸外国では、今年後半の封切りが予定されているので、もしかすると日本の方がアメリカよりも先に観られることになるのかもしれません?!






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