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ウォール街-マイケル・ダグラス-オリバー・ストーン

先々月の2月には、「続編はやりたくない私はもう企画から降りた…」と語っていたはずのオッサンが、やっぱり気が変わって続編を作るそうです…!!




マイケル・ダグラスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した、1987年の大ヒット作「ウォール街」の続編として、2007年から企画開発が進められてきた「マネー・ネバー・スリープス」(銭は眠らない)のプロジェクトを冒頭のように中止したはずのオリバー・ストーン監督でしたが、ロサンゼルス・タイムズによれば、題名をシンプルに「ウォール街2」と変え、予定通りにオリバー・ストーン監督のメガホンで、早ければ今夏から撮影を開始したい…と、オリジナルの「ウォール街」に引き続き製作を行う20世紀FOXが公表したそうです。

シャイア・ラブーフ20世紀FOXによれば、マイケル・ダグラスが再び、主人公のカリスマ的な金融投資家ゴードン・ゲッコーを演じ、オリジナルの「ウォール街」でチャーリー・シーンが演じた若き金融マンに相当する役柄を、シャイア・ラブーフに打診中だそうです。
この「ウォール街2」のシナリオを執筆したのは、クリント・イーストウッドの「トゥルー・クライム」(1999年)や、ミシェル・ファイファーの「ディープエンド・オブ・オーシャン」(1999年)の脚本を手がけたスティーヴン・シフですが、現在、そのシフと共に、ラスベガスをぶっつぶした悲しみが乾かないアラン・ローブがリライトを急いでいるとのことで、憶測を含んだ情報として内容を記せば…、
インサイダー取引きの罪で14年間も刑務所に服役していたマイケル・ダグラスのゴードン・ゲッコーは出所後、自身の体験を綴った「モラル・ハザード」という本を出版し、各地を講演旅行で飛び回る生活を送っていた。そんな彼のところに、シャイア・ラブーフが演じる予定の決意を秘めた若者ジェイコブ・L・ムーアが現れる。
ジェイコブは、あらぬ風評により会社を倒産させられ自殺した、自分のビジネスの師匠の仇を討つため、デマのウワサを流した悪徳証券マン、ブレントン・ウッズとの対決に知恵と力を貸してほしいとゲッコーに願い出る…というのが大筋で、シャイアはマイケル・ダグラスにノーと言わせないため?!、ゲッコーの疎遠となった娘と婚約し、父娘のよりを戻すことにひと役買うようです。
物語の舞台となるのは、ニューヨーク、ロンドン、そして、アラブのドバイだそうですが、オリジナル映画が作られた1987年から、さらに加速し時々刻々と変化する現在の金融情勢をどれだけ反映できるのか?!が注目のポイントですね。
LAタイムズのニュースに間違いがなければ、今後、「ウォール街2」の製作は急速に進展すると思うので、続報に期待しておきましょう!!



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