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第4位(初) 「ブラック・オア・ホワイト」(900万ドル)
       $6,456,000-(1,823館/$3,541)-$6,456,000


ブラック・オア・ホワイト予告編



映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 34 % に対し、観客の支持率は 72 %
レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 45 /100ポイント

最近はスーパーマンのお父さんとして知られるケビン・コスナーが、「ザ・ヘルプ」(2011年)のオクタヴィア・スペンサーを相手に、子役のジリアン・エステルちゃんが演じる孫の親権をめぐり、裁判で争うことになるヒューマン・ドラマ。

交通事故で愛妻を亡くしたばかりか、娘にまで先立たれたケビン・コスナーが演じる主人公のエリオットは、出産と同時に亡くなった娘の産み遺した孫のエロイースに愛情を注いで、男手ひとつで育ててきたが、娘の夫の母、つまり、孫の祖母にあたるオクタヴィア・スペンサーのロウェナが、エロイースは実の父である自分の息子のレジーと暮らすべきであると主張し、孫を引きとらせてほしいと求めてくる。しかし、娘が死に至ってしまった原因のひとつとして、夫レジーの薬物への依存があると考えているエリオットは、とてもじゃないが、そんな父親のもとになど、大事な孫を渡せないと拒み、人種の異なる身内同士が裁判での戦いにもつれ込んでいくことに…。


…といった次第で、孫の親権をめぐる争いを通じて、人種の隔たりと、それを超えたお互いの理解、又、過去の痛みを清算する許しへの葛藤などをテーマとして、実話をもとに脚本を執筆し、メガホンをとったのは、「ジ・アップサイド・オブ・アンガー(ママが泣いた日)」(2005年)でも、ケビン・コスナーとコンビを組んだ間柄のマイク・バインダー監督。共演者として、「キャプテン・アメリカ: ザ・ウィンター・ソルジャー」(2014年)のヒーロー、ファルコンのアンソニー・マッキー、「セルマ」(2014年)のアンドレ・ホランドらが出演しています。






《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。








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