先月2月のはじめに南アフリカ・ロケの様子の写真を紹介したので、オスカー女優のアリシア・ヴィキャンデルがタンクトップとカーゴパンツの衣装を身に着けた姿は、すでに遠目から、ご覧頂きましたが、製作・配給のワーナー・ブラザースが公式に「トゥーム・レイダー」の写真をリリースしてくれました…！！




ディザスター映画「ザ・ウェーブ」（2015年）が国際的に高評価されたノルウェー映画界のロアー・ウートハウグ監督…というのは、つまり、北欧スラッシャー「コールド・プレイ」（2006年）の監督を起用して、人気ゲーム・シリーズを再映画化する新しい「トゥーム・レイダー」の撮影を進行中のワーナー・ブラザースが、Vanity Fair を通じて披露してくれたアリシア・ヴィキャンデルのララ・クロフトの写真です！！

以前は映画サイトの CinemaBlend の編集長だった映画ジャーナリストのケイティー・リッチのメール取材に応じたララ・クロフトのコメントによれば…、

私が思うに、人々はそれぞれの多彩な理由をもって、彼女のキャラを設定づけられるのだけど、私にとってのララ・クロフトは、多くの若い女性たちが自分のお手本にすることができる人物だと思っている。

…とのことで、SFスリラー映画の傑作「エクス・マキナ」（2015年）の美女型人工知能として、注目を集めるや否や、同時に高評された「ザ・デニッシュ・ガール」（2015年）の演技で、アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞してしまった北欧スウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデルは…、

このだだっ広いの世界のどこかに自分の居場所を浮き彫りにしようとする彼女は、自分の未来と過去とをつなぐことに懸命になるのよ。そんな彼女は途方もなく、素敵な特徴の数々をあわせもっている。タフで賢くて、繊細で、それにもちろん、彼女はとってもクールだわ！！

…だそうで、かつてアンジェリーナ・ジョリーが扮して、自分の当たり役とし、計2本の映画（2001年と2003年公開）が作られた「トゥーム・レイダー」の復活を引き受けたのは…、

彼女は、これまでに私が演じた役のどの人物とも違って、際立って異なっている。そんなララの頭の中に入りこもうと努めるのは、とても楽しいことだったし、ズバ抜けた体の動きを求められる役の核心をつかんで、自分のものにしようとするチャンレンジなんて、とってもスリリングじゃない！！というのが、この映画のプロジェクトに、私が魅かれた点なのよ！！

…ということだそうですから、前述の2作品によって、演技派女優としての実力は証明済みのアリシア・ヴィキャンデルは、「ザ・マン・フロム・U.N.C.L.E.」（2015年）、「ジェイソン・ボーン」（2016年）といったアクションの見せ場を盛り込んだ作品にも出演しているので、新境地とまでは言えませんが、自分自身が戦うヒロインの主人公として、アクション映画に主演する力量を示す機会にチャレンジをしたかったようですね…！！

そんなアリシア・ヴィキャンデルのララ・クロフトが活躍する新しい「トゥーム・レイダー」の内容について、ケイティー・リッチの記事によれば…、

父が行方不明になってから約7年間もの月日が過ぎて、21歳になったララは、父が築き上げたグローバル企業の帝国の後継者として、その手綱を握るのを拒み、ロンドンでメッセンジャーのバイトをしながら、大学に通っていた。しかし、父が消息を絶った事情を調べなければならないという、ひらめきに駆られた彼女は、父の最後の立ち寄り場所である日本の沖合いの島に建てられた墓所を訪ねることに…！！

原作のゲームはイギリス発ですから、ララはイギリス人というのがオリジナルの設定だけに、ロンドンが舞台になるのは当然ですが、いきなり日本の島に問題の墓＝トゥームがある…！！というのは、2013年発売のリブート版のゲームが、同じく21歳のララ・クロフトが邪馬台国を探すことに…！！という展開だったのを下敷きにしているというのが、あらためて確認ができたと言えそうです…！！


ワーナー・ブラザースの春の男映画祭りの最新作として、来年2018年3月16日から全米公開の「トゥーム・レイダー」で、アリシア・ヴィキャンデルの行方不明の父を演じているのは、「ジョン・カーター」（2012年）のドミニク・ウェスト。若いララ・クロフトをサポートするのは、TVシリーズ「イントゥ・ザ・バッドランズ」のダニエル・ウー、そして、悪役は、「ザ・ヘイトフル・エイト」（2015年）などのウォルトン・ゴギンズです…！！、「トゥーム・レイダー」の続報をお楽しみに…！！



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