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IndieWire のトム・ブルッゲマンの指摘によれば、第89回アカデミー賞授賞式のテレビ中継で放送された約30秒のCMのお値段が、およそ220万ドルなのに対して、式の目玉の最優秀作品賞の映画の製作費は、それよりも安い、たったの約150万ドルだった…






…とのことで、優れた作家性を持った映画の作り手の創造力には、お金を超えた価値があるわけですが、そのオスカー最優秀作品史上最も安い製作費で作られたという意味でも記録破りの「ムーンライト」を手がけたバリー・ジェンキンス監督が、強い影響を受けたことを公言し、お手本にした香港映画界の名匠ウォン・カーウァイ監督の作品と並べてみた比較のビデオです…!!、「ムーンライト」と同じく同性愛をテーマにしていた「ハッピー・トゥギャザー(ブエノスアイレス)」(1997年)、「デイズ・オブ・ビーイング・ワイルド(欲望の翼)」(1990年)、そして、「イン・ザ・ムード・フォー・ラブ(花様年華)」(2000年)が引用されています…!!




それにしても、1984年にスタートしたインディペンデント・スピリット・アワーズは優れた作品ながら、けして、晴れの舞台のオスカーではスポットライトが当たりそうにない低予算のインディーズ映画の存在を世間に知らせるために、当てこすりのようにして?!、アカデミー賞授賞式の前日に授賞式を行ってるわけですが、しかし、どちらの映画賞も「ムーンライト」を選んだ同じ結果…


…というのは、映画自体にそれだけの魅力があれば当り前とも言えるわけですが、大衆向けに映画の夢をアピールした華やかさが売りだったはずのメジャーのアカデミー賞と、こだわりの映画通向けに本格映画を讃えてきたマイナーのインディペンデント・スピリット・アワーズの両映画賞は、お互いの在り方を見直すべき頃合いになったのかもしれませんね…。






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