************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


故ビリー・ワイルダー監督の傑作では、ドイツ映画界を代表する大女優の故マレーネ・ディートリヒが演じた、自分の夫である殺人容疑の被告にとって、あえて不利な証言をする裏切り者の “ 検察側の証人 ” の妻の役を、誰が新たに演じるのか…?!、映画通の方には、大変に楽しみな企画ですね…!!



B面で、今週水曜日(8月17日)に写真を紹介した Variety の “ パワー・オブ・ヤング・ハリウッド ” のイベントで、ベン・アフレック監督とコラボしたクライム映画の最新作「リブ・バイ・ナイト」について、WWD の取材に応じて語ってくれたエルたんによれば…、
“ 12月に封切られるの。今年の年末よ!!、もう、とても信じられないわ!!、だって、ベンがシナリオを書いて、監督して、しかも、自分で主演なのよ!!、私と監督との共演シーンもあるのよ。言いたいこと、わかるでしょ?!、私たち、とても親密なシーンなの!!、でもね、私は監督をしたいと思っているの。だから、彼がどのように監督するのか、その仕事ぶりを眺めるのが、とてもクールだったわ。 ”
…とのことで、製作・配給のワーナー・ブラザースが公式に発表してる「リブ・バイ・ナイト」の封切り日は、来年2017年1月13日全米公開ですが、重要な役を演じたエルたんによれば、今年の暮れには映画館に登場するそうですから、つまり、年内の限定公開によって、来春のオスカーを狙う資格を得ることを、ワーナー・ブラザースは内々に決めているらしいことからして、どうやら、ベン・アフレック監督がまた傑作を作ってしまったのか…?!と期待できる次第ですが、エルたんのみならず、同監督は、俳優として、カメラの前に立つよりも、やはり、カメラの後ろで、メガホンを振るって、もっとドンドンと映画を作ってほしい!!と願っているファンの方には朗報ですが、同監督が親友のマット・デイモンのプロデュースで、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの代表作「検察側の証人」の再映画化に挑む運びになったことを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングがレポートしてくれました…!!


「シンデレラ」(2015年)のケネス・ブラナー監督を起用して、「オリエント急行の殺人」の再映画化プロジェクトも進めているだけに、アガサ・クリスティー原作シリーズを始めるつもりらしい?!20世紀FOX が製作するベン・アフレック監督・主演の「検察側の証人」は、冒頭でチラとふれたように、つまり、「アパートの鍵貸します」(1960年)などの名匠の故ビリー・ワイルダー監督が、前述の故マレーネ・ディートリヒのほか、当時の人気スターの故タイロン・パワーに、オスカー俳優の故チャールズ・ロートンを起用して、1958年に公開した「情婦」のリメイクとなってしまうだけに、まず普通に考えて、そのミステリー映画の最高峰を超えることは到底、困難極まるわけですが、ベン・アフレック監督が、これまで手がけた「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007年)や、「ザ・タウン」(2010年)、「アルゴ」(2012年)の出来栄えを鑑みれば、現代版として、かなり納得のゆくレベルの作品に仕上げてくれる期待は持てるのではないでしょうか?!


映画を観た人は絶対に結末をバラさないでください ! ! というお願いで有名な情婦の予告編 ! !



ただし、故ビリー・ワイルダー監督の「情婦」が、ミステリー映画の最高峰に位置づけられることになったオチの二重三重の大ドンデン返しにつながる布石の思いがけない描き方などは、そのまま踏襲するわけにはいきませんから、脚本家として起用された「パーティ・オブ・ファイブ(サンフランシスコの空の下)」のクリエイター、クリストファー・ケイザーと一緒に、ベン・アフレック監督は知恵をしぼることになりそうですが、「情婦」のリメイクという大胆な企画のプロデュースを手がけるマット・デイモンも、「グッド・ウィル・ハンティング」(1997年)でオスカーを受賞した脚本家として当然、アイディアを提供してくれることになるのでは…?!


FOXとの間で、監督・出演の契約を結んだばかりなので、果たして、「検察側の証人」の製作を、いつ頃から始めるのか…?!といった具体的なスケジュールは未定ですが、ベン・アフレック監督が現在は俳優として、DC・シネマティック・ユニバースのコミックヒーロー大集合映画「ジャスティス・リーグ」(2017年11月17日全米公開)を撮影中であるほか、バットマンの単独主演作も作る予定であることを踏まえると、実際にアガサ・クリスティー原作の映画化に着手できるのは、かなり先になってしまうのかもしれませんが、できれば、マット・デイモンとスケジュールをあわせて、オリジナル映画では、タイロン・パワーが演じた未亡人殺害の疑いをかけられてしまう被告と、チャールズ・ロートンが扮した弁護士の役とを、親友同士が演じて、共演してくれるとうれしいですね…!!、さて、CIAリーダーのみなさんは、もしも、ふたりが再共演するとして、どちらが疑惑の被告を演じ、どちらが弁護士役を担当すればよいと思われたでしょう…?!、ベン・アフレック監督はもう、「ゴーン・ガール」(2014年)で、疑惑の夫の役はやってしまったので、弁護士の方がいいでしょうか…?!







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