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そもそもは「ザ・ソーシャル・ネットワーク」(2010年)が高評価されたソニー・ピクチャーズが、IT 偉人伝の第2弾?!とでもいった格好で、同 facebook 映画に引き続き、脚本家のアーロン・ソーキンとデヴィッド・フィンチャー監督のコンビを起用して作るはずだったのが、法外な監督料を要求した挙げ句、デヴィッド・フィンチャー監督が立ち去ってしまったのを始まりに、主演のクリスチャン・ベールも内容にモヤモヤしたものを拭いきれずに降板…といった二転三転の末、ダニー・ボイル監督とミヒャエル・ファスベンダーのコンビで撮影が始まるかと思いきや、あろうことか、相次ぐトラブルに、やる気をなくしたらしいソニピが企画を売り飛ばすことを決め、結局、下取りを申し出たユニバーサル映画が易々と、いともカンタンに映画化を実現してみせた「スティーブ・ジョブズ」の予告編です…!!








Apple 創業者の故人の生き様を描く…というだけの伝記映画が、冒頭のように複雑な山あり谷ありの製作過程をたどることになってしまった根拠のように考えられているアーロン・ソーキンが執筆した「スティーブ・ジョブズ」の実験的なシナリオは…、


一般的な伝記映画として、故スティーブ・ジョブズの生涯を時系列にそって、物語形式で語るのではなく、まず第1幕として、1984年に、家庭用コンピューターの草分けの初代 Macintosh を発表するイベント直前のジョブズの様子、次に第2幕として、自ら立ち上げた Apple を去った後、ジョブズが新たに創業した NeXT から再び、古巣の Apple に舞い戻る復帰を公けにした1997年の発表イベント直前の様子、そして、クライマックス?!の第3幕は、2001年に、iPod を発表するイベント直前のジョブズの様子…と、長編映画なのに、場面がわずか、3つしかないばかりか、それらの3つの場面を通して、ミヒャエル・ファスベンダーのスティーブ・ジョブズは、ひたすら、休みなく演説?!を続け、しゃべり続けることになるそうです…!!


そうした実験的な映画の内容に、クリスチャン・ベールはモヤモヤして、降板し、興業や、DVD などの二次セールスの見通しに疑問を抱いたデヴィッド・フィンチャー監督は、あらかじめ高額の監督料を確保したいと思ったのかもしれませんが、ひとまず、上 ↑ の初公開の短い予告編からは、そうした映画の構成や、実際の出来栄えを窺い知ることはできませんし、ユニバーサル映画はまず、主人公のミヒャエル・ファスベンダーのジョブズをはじめ、相棒のスティーブ・ウォズニアック役のセス・ローゲン、 Apple のCEOを務めたジョン・スカリー役のジェフ・ダニエルズ、そして、初期の Macintosh のマーケティングを担当した草創期からのメンバーのジョアンナ・ホフマンを演じるオスカー女優のケイト・ウィンスレットといった主要キャストを紹介したかっただけのようですね…!!


さて、アーロン・ソーキンは独特のやり方で、「ザ・ソーシャル・ネットワーク」に続く傑作をモノにしたのか?!、それとも、演説ばっかりの退屈な映画なのか…?!、いずれにしろ、英語圏以外では字幕の担当者が相当に苦労しそうなばかりか、観客も文字を読むのに疲れそうな「スティーブ・ジョブズ」は、今秋10月9月から全米公開です…!!

Set backstage at three iconic product launches and ending in 1998 with the unveiling of the iMac, the film takes us behind the scenes of the digital revolution to paint an intimate portrait of the brilliant man at its epicenter.







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