故クリストファー・リーヴが主演した旧シリーズでは、「フレンチ・コネクション」（1971年）などの名優ジーン・ハックマンが演じ、ブランドン・ラウスがヒーローに扮した「スーパーマン・リターンズ」（2006年）では、「セブン」（1995年）などのケヴィン・スペイシーが起用されたことで知られる、スーパーマンの宿敵の悪役レックス・ルーサーを新たに「バットマンVS.スーパーマン（VS.ワンダーウーマン）」で演じる俳優として、「ソーシャル・ネットワーク」（2010年）のジェシー・アイゼンバーグを抜擢したことを、ザック・スナイダー監督が、以下のプレスリリースで、正式に発表しました…！！





前述のように、これまでに映画で同悪役を演じたジーン・ハックマン、ケヴィン・スペイシーと比較して、明らかに若いと言える現在30歳のジェシー・アイゼンバーグの起用を決めたザック・スナイダー監督のコメントによれば…、

“ レックス・ルーサーは、原作コミックに初めて登場した1940年以来、負の評判を高め続け、スーパーマンの数いる宿敵の中でも、最も悪名高い存在として考えられています。レックス・ルーサーのキャラクターの大変に優れた点は、彼が決まりきった悪役の範囲を超えた人物像を持っているところです。彼は複雑であると同時に洗練されていて、高度な思考力と潤沢な資金の富とが、彼を無敵のスーパーマンに対抗し得る卓越した人間とさせています。そのようなレックス・ルーサー役に、ジェシー・アイゼンバーグを迎えたことで、私たちはさらに、これまでにはなかったキャラクターの思いがけなく新しい側面を見い出せることができるでしょうし、それによって興味深くダイナミックな展開が許されることになりそうです。 ”

…とのことで、ジェシー・アイゼンバーグが髪を剃って、レックス・ルーサーのトレードマークの坊主頭になるのか、どうか…？！といった疑問について、ザック・スナイダー監督はひと言もふれてはいませんが（笑）、どうやら、力と力をぶつける肉弾戦ではなく、ずば抜けた頭の良さと資金力とを持って、スーパーマンらのヒーローと戦う…！！ということであれば、「ゾンビランド」（2009年）の屁タレのコロンバスでも、ゾッとする悪役として成立するのかもしれませんし、世間には、時流に乗って、上手く立ち回ることで、巨万の富を得たマーク・ザッカーバーグのようなズル賢くて、生意気な若造が大嫌い！！といったアンチ facebook の考えをお持ちの方も少なくありませんから、現代的な悪として、マーク・ザッカーバーグとイメージがかぶるジェシー・アイゼンバーグに、新しいレックス・ルーサーを演じさせる！！というのは、果たして、どのような定義の悪役になるのか…？！、まさに予想のつかない興味深い配役として、もしかすると絶妙なのかもしれません…？！

また、以下のプレスリリースでは、ベン・アフレック監督が扮する新ダークナイトのブルース・ウェインを支える執事のアルフレッド役に、「運命の逆転」（1990年）で、アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれたほか、「ダイ・ハード3」（1995年）の悪役としても、映画ファンに知られるジェレミー・アイアンズ（写真→）が演じることになったことも、あわせて発表されています！！、クリス・ノーラン監督の「ザ・ダークナイト」トリロジーで、名優マイケル・ケインが演じた執事アルフレッドとは、まったく異なるイメージで、ザック・スナイダー監督らしいスタイリッシュなアルフレッドが颯爽と登場するような期待が持てそうですね…！！

ベン・アフレック監督がアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した傑作「アルゴ」（2012年）の脚本家 クリス・テリオがシナリオを手直しすることになった「バットマンVS.スーパーマン（VS.ワンダーウーマン）」は、先ごろ、お伝えしたように全米公開が約10ヵ月も延期されて、再来年2016年5月6日に封切りの予定です！！、さらなる続報をお楽しみに！！


BURBANK, CA, January 31, 2014 – Warner Bros. Pictures announced today that Jesse Eisenberg has been set to star as Lex Luthor and Jeremy Irons will play Alfred in the upcoming Zack Snyder untitled Superman/Batman film. The dual announcement was made today by Greg Silverman, President, Creative Development and Worldwide Production, and Sue Kroll, President, Worldwide Marketing and International Distribution, Warner Bros. Pictures.

Snyder stated, “Lex Luthor is often considered the most notorious of Superman’s rivals, his unsavory reputation preceding him since 1940. What’s great about Lex is that he exists beyond the confines of the stereotypical nefarious villain. He’s a complicated and sophisticated character whose intellect, wealth and prominence position him as one of the few mortals able to challenge the incredible might of Superman. Having Jesse in the role allows us to explore that interesting dynamic, and also take the character in some new and unexpected directions.”

The director added, “As everyone knows, Alfred is Bruce Wayne’s most trusted friend, ally and mentor, a noble guardian and father figure. He is an absolutely critical element in the intricate infrastructure that allows Bruce Wayne to transform himself into Batman. It is an honor to have such an amazingly seasoned and gifted actor as Jeremy taking on the important role of the man who mentors and guides the guarded and nearly impervious façade that encapsulates Bruce Wayne.”

Snyder’s film stars Henry Cavill, reprising his role as Superman/Clark Kent, Ben Affleck as Batman/Bruce Wayne, and Gal Gadot as Wonder Woman/Diana Prince. The film also reunites “Man of Steel” stars Amy Adams, Laurence Fishburne and Diane Lane.

The new film is currently being written by Chris Terrio, from a screenplay by David S. Goyer. Charles Roven and Deborah Snyder are producing, with Benjamin Melniker, Michael E. Uslan, Wesley Coller, David S. Goyer and Geoff Johns serving as executive producers.

The film is set to open worldwide on May 6, 2016, and is based on Superman characters created by Jerry Siegel & Joe Shuster, Batman characters created by Bob Kane, and Wonder Woman created by William Moulton Marston, appearing in comic books published by DC Entertainment.






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