The Secret Life of Walter Mitty : ベン・スティラー監督・主演で、ダニー・ケイの古典喜劇映画「虹を掴む男」をリメイクした最新作「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」の全長版の予告編!!
by
Billy
2013年10月10日木曜日
先週末の全米公開で、当初の予想を大きく、大きく…と、大きくを2回も書いていいほど上まわる大ヒットになったサンドラ・ブロック主演の無重力スリラー「グラビティ」の冒頭にアタッチされている「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」の予告編を、製作・配給の20世紀FOXがオンラインでもリリースしたので、チラとご覧ください…!!
「ナイトミュージアム」シリーズや、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズといったコメディ系映画のヒット作で知られるベン・スティラーが、「トロピック・サンダー」(2008年)以来となる約5年ぶりに自ら映画のメガホンをとり、主演もつとめた「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」は、記事の見出しのタイトルの通り、主に1940年代半ばから1950年代にかけて人気を博した往年のミュージカル・スター、故ダニー・ケイの代表作「虹を掴む男」(1947年)の舞台を現代に置きかえてリメイクしたものですが…、
オリジナル映画の原作は、絵本作家としても活躍したジェームズ・サーバーが1939年に発表した短編小説ですから、つまりは、そのジェームズ・サーバー著の同名小説「ウォルター・ミティの秘密の生活」の再映画化作品ということになります…!!
ベン・スティラーが演じている主人公のウォルター・ミティは、フォトジャーナリズム誌のLIFEの現像室に勤めるフォト・マネージャー。自信に満ちて、勇気のある男性になりたいと願うものの、実際は憬れの同僚のシェリルに、オンラインを通じてアプローチすることすらできず、もう中年だと言うのに、ひたすら夢の空想にふけり、自分の世界に閉じこもっていた…。そのような折り、経営者に媚びへつらう嫌味な重役の舵取りで、LIFEも時代の流れに乗り、紙媒体の雑誌という在り方にピリオドを打ち、新たにオンラインのデジタル媒体に生まれ変わることが決まる。そして、その雑誌として最後の記念すべき最終号の表紙を、まさに“ライフの神髄”とも言える極めつけの写真で飾りたいと考えた重役は、伝説的な写真家のショーン・オコンネルが写し撮った、ひとコマの“#25”の写真を用意するようにと、ウォルターに命じるのだったが、なぜか、その“#25”の写真だけが紛失して失われ、どうしても見つけ出すことができない…。
いったい、どうして、“#25”の写真は消え失せてしまったのか?!、そのミステリーを紐解いて、写真を見つけ出すための冒険に出発したウォルターは、果たして、“ライフの神髄”を見つけることができるのか…?!
…とのことで、“ライフの神髄”は、つまり、“人生の神髄”なわけですが、上 ↑ の予告編でご覧のように、大変に豊かなイメージで、そうしたテーマの物語をマジカルに紡いだらしい「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」は、もしかして来春の次回アカデミー賞の最優秀作品賞の有力候補?!と目され、ベン・スティラーの才能の飛躍に期待が寄せられていましたが、映画の全貌が初めて披露された先週末のニューヨーク・フィルム・フェスティバルのプレミア上映で、観る人によって、好き嫌いの評価が大きく分かれてしまい、失敗作とまでは言わないにしろ、けして洗練された傑作ではない…といった次第で、平凡な男の主人公と同様に、どうやら、映画も平凡な評価に落着することになってしまったようです…。
ベン・スティラーの憧れの同僚のシェリルは、「ブライズメイズ」(2011年)で大爆笑させてくれたクリステン・ウィグ。
嫌味な重役は、「俺たちステップ・ブラザース」(2008年)をはじめ多数の映画やテレビで活躍してるアダム・スコット。
伝説的な写真家のショーン・オコンネルは、この人自身が、もはや伝説的な存在の名優ショーン・ペン(「ミルク」2008年)ですね…!!、さて、一般の観客はどのような評価を下すのか?!、ベン・スティラー監督・主演の野心作「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」は、20世紀FOXの年末年始の勝負映画として、今年末12月25日から全米メリー・クリスマス・ロードショーです…!!
Ben Stiller directs and stars in THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY, James Thurber’s classic story of a day-dreamer who escapes his anonymous life by disappearing into a world of fantasies filled with heroism, romance and action. When his job along with that of his co-worker (Kristen Wiig) are threatened, Walter takes action in the real world embarking on a global journey that turns into an adventure more extraordinary than anything he could have ever imagined.
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