************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


予告編の冒頭で、どうやら、ロジャー・アシュトン=グリフィス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」2001年)が演じるアルフレッド・ヒッチコック監督らしき人物が、まず登場していることから思い起こされるように、そのサスペンスの神さまが自分の映画に最もマッチする女優として重宝し、「ダイヤルMを廻せ!」(1954年)、「裏窓」(1954年)、「泥棒成金」(1955年)と、なんと3本連続で主演女優に起用するも、それらの直後の1956年にモナコ公国のレーニエ3世大公と結婚し、本当のお姫さまになって、映画界を引退したため、コンビを解消せざるを得なかった伝説の女優の故グレース・ケリー公妃に、ニコール・キッドマンが扮した伝記映画の最新作「グレース・オブ・モナコ」の予告編を、配給のワインスタイン・カンパニーが初公開したので、お観逃しなくチェックしておいてください…!!










前述のように、アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した「喝采」(1954年)ではなく、ヒッチコック監督とのコンビ作が常に代表作にあげられる往年の美人女優グレース・ケリーを主人公として、「クリムゾン・リバー2」(2004年)のオリヴィエ・ダアン監督が…と書けば、映画通の人や、配給会社の宣伝担当者から、ここは同様に伝説的な実在の歌手に、マリオン・コティヤールが扮し、オスカーの最優秀主演女優賞に輝いた「エディット・ピアフ: 愛の讃歌」(2007年)を、伝記映画つながりで代表作にあげるべきでしょう…!!とツッコまれてしまいそうなので、そのように書き直すことにする、「エディット・ピアフ: 愛の讃歌」のオリヴィエ・ダアン監督の最新作「グレース・オブ・モナコ」の予告編です…!!


正味の本編映像は1分にも満たない、いわゆる “ ティーザー ” の短い予告編から、映画の内容を察することは、ほとんど不可能ですが、伝えられているプロットによれば、ハリウッド女優のグレース・ケリーが公妃になって、約5年半が過ぎた1961年12月から、翌1962年の11月までの1年間に焦点をあて、公国を支配下に治めようとする当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールと、ティム・ロス(「海の上のピアニスト」1998年)が演じる夫のレーニエ3世大公との間で、グレース公妃が巧みに立ち回って、政治的軋轢を解決し、公国の独立を維持し、国を守った…!!という逸話が描かれることになるそうです…!!


その他の共演者として、「スパングリッシュ」(2004年)のパス・ベガ、「フロスト/ニクソン」(2008年)のフランク・ランジェラ、「スーパーマン・リターンズ」(2006年)で、ケヴィン・スペイシーのレックス・ルーサーの右腕の悪女だったパーカー・ポージー、ロッキーの息子のマイロ・ヴィンティミリア、やはり、往年の美人女優を主人公にした「マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン」(2011年)にも出演していたデレク・ジャコビといった人たちが登場する「グレース・オブ・モナコ」は、北米では年末ギリギリの12月27日から封切り!!といった露骨なオスカー狙いの公開日となっていますが…、


さて、珠玉の演技力を発揮した屈指の傑作「ラビット・ホール」(2010年)でオスカーを逃したニコール・キッドマンは、「めぐりあう時間たち」(2002年)に続く、2つめのアカデミー賞最優秀主演女優賞を、この「グレース・オブ・モナコ」でもぎとることができるでしょうか…?!、CIAリーダーのみなさんは、どのように思われるでしょう…?!






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