************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「グエムル: 漢江の怪物」(2006年)や、「マザー(母なる証明)」(2009年)などで、国際的に高い評価を集めているポン・ジュノ監督が、「キャプテン・アメリカ」シリーズのヒーロー、クリス・エヴァンズをはじめ、ティルダ・スウィントン(「少年は残酷な弓を射る」2011年)、ジェイミー・ベル(「タンタンの冒険」2011年)、オクタヴィア・スペンサー(「ザ・ヘルプ」2011年)、ジョン・ハート(「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」2011年)、そして、韓国映画界の名優ソン・ガンホといったアンサンブル・キャストで、フランスのコミック作家ジャック・ロブの原作を映画化した最新作「スノーピアサー」が、来月8月1日の韓国での世界初公開に向けて、新しい予告編と、物語の前提を説明するショート・アニメをリリースしているので、ご覧ください…!!










ポン・ジュノ監督の注目のハリウッド・デビュー作ということになる「スノーピアサー」は、地球温暖化を食い止めるための試みに人類が失敗し、あろうことか、皮肉にも正反対の氷河期を迎えてしまった…!!という近未来を背景に、永久運動機関で走り続ける無間列車=スノーピアサーの車内で、極寒を生き延びた人々の間に生じる階級格差の軋轢を描くSFディストピア映画です…!!


で、下 ↓ のアニメは、そうした地球を冷やす試みが勢い余って?!、氷河期に…!!といった設定の前段を紹介してくれています…!!




この夏のSF映画のもう1本の注目作であるニール・ブロムカンプ監督の「エリュシオン(又は、エリジアム)」(8月9日全米公開)では、富裕層の選ばれた人たちだけが贅沢な宇宙ステーションで優雅に暮らしている…!!という設定を採用することで、この「スノーピアサー」と同様に、ひと握りの人たちが途方もない富を独占している…といった現実に社会問題化している格差の事情を反映させているわけですが、共に似たテーマの題材に取り組んだ、それぞれの監督たちがSFという同じジャンルで、どのように問題を消化しているのか?!、観比べてみるのが楽しみですね!!






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