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今週末の現地日曜日(2月5日)にキックオフされるNFLの頂上決戦 スーパーボウルで、ホンダがオンエアするCMの全長版です…!!、よくぞ、あの青春映画の名作を復活して、再びスポットを当ててくれた…!!と、よろこんで歓迎する方もおられれば、フェリスにクルマの宣伝=ビジネスをさせるなんて、オリジナル映画のテーマに反している…、パロディでも、こんなCMを作ってほしくはなかった…と納得できない方もいらっしゃるかも…?!









二日酔いミステリーの人気コメディ映画「ハングオーバー」(2009年)の舞台を、ラスベガスから微笑みの国タイに置きかえてセルフ・リメイクした「ハングオーバー Part2」も、昨2011年夏にまた大ヒットを記録したトッド・フィリップス監督が、青春映画の名匠の故ジョン・ヒューズ監督の代表作「フェリスはある朝突然に」(1986年)に主演したマシュー・ブロデリックを起用して、言うなれば、大人になったフェリスのその後を描いたようなパロディのCMです…!!
厳密には、マシュー・ブロデリックは当たり役のフェリスを再演しているのではなく、フェリスのように仮病でズル休みする自分自身を揶揄して、演じているわけですが…、


これがクルマの宣伝として立派な仕事である以上、ズル休みしていることにはならないので、冒頭のように、オリジナル映画の熱烈なファンの方の中には、フェリスのキャラクターを体よく利用された…と、居心地のよくない気分になった人もいらっしゃったかもしれません。もう映画は終わりなんだから、サッサと帰んなよ!!と、フェリスがスクリーンから観客に語りかけるオチまで再現してくれたトッド・フィリップス監督ですが、最後にクルマを壊す描写まで含めれば、さらによかったんですけれど…?!、自動車メーカーのホンダとしては、CMの中で自社のクルマを破壊するわけにはいかないでしょうけれど、そこまで徹底して、名作映画にオマージュすれば、むしろ喝采で、同社の評判はよりもっと上がったのでは…?!、CIAリーダーの映画マニアのみなさんは、どのように思われたでしょう…?!


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