先ごろ、エンタテインメント・ウィークリーの取材に応じたスティーヴン・スピルバーグ監督が、製作総指揮をつとめる「トランスフォーマー」シリーズの監督に、もはや、トリロジーを大成功させたマイケル・ベイ監督以外には考えられない…！！と言っていたので、その言葉の通りに、パラマウント映画は力づくでも、マイケル・ベイ監督をシリーズに復帰させるつもりのようです…？！





記事の情報の信ぴょう性が今のところ、定かではないので、カンタンにお伝えしておくと…、ニューヨーク・マガジンのカルチャー・ブログ Vulture のクロード・ブロデサー・アクナーが関係者から得た内部情報によれば、マイケル・ベイ監督がかねてから作りたがっていたブラック・コメディのクライム・ムービー「ペイン・アンド・ゲイン」の企画を承認して、同映画の製作費を出すことを交換条件に、シリーズ最新作にして、新トリロジーの第1章となる予定の「トランスフォーマー4」に着手することを、製作・配給のパラマウント映画が同監督に要求しているそうです…！

マイケル・ベイ監督は、そもそも第2弾の「トランスフォーマー2/リベンジ・オブ・ザ・フォールン」（2009年）の公開後、シリーズから1年間の休養をとり、小品の「ペイン・アンド・ゲイン」を気軽に作って？！、アクション映画の大作とは異なる自分の作家性を披露してみせるつもりだったのが、パラマウント映画の強い要求に応じて、プランを返上し、休みなく連続で、今夏の大ヒット作の完結編「ダーク・オブ・ザ・ムーン」に取り組むハメになったのを、CIAリーダーの「トランスフォーマー」ファンの方は覚えていると思います。

そのマイケル・ベイ監督が再び、パラマウント映画からの新たな要求に応じた場合、ドウェイン・ザ・ロック・ジョンソンを主演に検討している「ペイン・アンド・ゲイン」を新春に撮影し、同映画の完成と、「トランスフォーマー4」の製作準備を同時の兼務で進め、現在から約1年後の2012年冬に、オートボットとディセプティコンの新たな戦いをクランクインさせる…ということは、2014年の全世界公開を、パラマウント映画は目指していることになりますね。

しかし、マイケル・ベイ監督が作りたい「ペイン・アンド・ゲイン」の製作費の見積もりは、小品だけに約2,000万ドルだそうですから、メジャーのパラマウント映画に頼らなくても、マイケル・ベイ監督は、その金額をよそからでも調達できるでしょうし、果たして、この両者の駆け引きがどう決着つくのか？！、憶測では何とも言えませんが、CIAのファンページで今夏、お伝えしたように、マイケル・ベイ監督自身も、地元フロリダの映画館の舞台あいさつで、こんなに儲かるなら、引き続き、自分が監督してもいいかも…と、トリロジーの完結をもって、シリーズから手を引く…と宣言したことを、あいまいに否定していましたから、再びメガホンを握る可能性は高いかもしれません。


クロード・ブロデサー・アクナーによれば、このパラマウント映画とマイケル・ベイ監督の交渉のやりとりは、来週には結論が出されるそうなので、もしかすると週明け早々にも、パラマウント映画からシリーズ最新作「トランスフォーマー4」の2014年世界公開決定！！の製作発表があるかもしれません…！！、楽しみにしておきましょう…！！





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！