************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


今週の水曜日=10月5日に亡くなられたばかりの Apple の創業者 スティーブ・ジョブズさんの伝記映画が早くも作られることになりました…!!、IT 界の偉大な先駆者であったスティーブさんはピクサー・アニメーション・スタジオを立ち上げて、映画産業に貢献の大きな大きなと大きなを2回書いても足りない足跡を残し、晩年はディズニーの取締役でもありましたが、映画はそれらの Apple 関連の映画スタジオではなく、SONY で作られることになりました…!!






デヴィッド・フィンチャー監督が Facebook の創業者のマーク・ザッカーバーグを主人公にした「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)に引き続き、ブラッド・ピットがメジャー・リーグのオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャー、ビリー・ビーンに扮して、球団経営と最強のチーム作りとの切磋琢磨をテーマにした「マネーボール」(全米公開中)も大ヒットに導くなど、実在のホットな実業家を題材にした伝記映画で成功をおさめているソニー・ピクチャーズが、ただコンピューターを作って売ったのではなく、その商品に込めた概念で、社会に刺激を与えて、現代人のライフスタイルまで変えるカルチャーを作りあげたカリスマ的な変革者 スティーブ・ジョブズの生涯も映画化することになったのを、業界メディア Deadline NY のマイク・フレミングが超独占スクープで伝えてくれました…!!

マイケル・ジャクソンが2009年6月25日に亡くなった、その約4ヵ月後の10月28日に、ドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソンの THIS IS IT」を全米公開し、大儲け!!という素早いビジネス対応が一部から、死人で荒稼ぎの墓荒らし…という批判も受けてしまったソニー・ピクチャーズが早速、製作することになった故スティーブ・ジョブズの伝記映画は、今月10月24日に世界同時緊急出版される、ウォルター・アイザクソンの著書「スティーブ・ジョブズ」の映画化です!!、そもそもは “ iSteve: ザ・ブック・オブ・ジョブズ ” というタイトルで来年2012年に出版の予定を、恐らくはスティーブさんの病状と今夏の CEO 退任劇を鑑みたものでしょうが、今秋11月21日にくり上げ、出版されることになっていたのが、さらに追加で前倒しされることになった同書の邦訳本を出版する講談社の紹介によれば…、
“取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全世界同時発売!!
未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!
本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。
アップル創設の経緯から、iPhone、iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。
伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。
約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。未公開の家族写真なども世界初公開。
ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック…世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。”


…とのことで、具体的には40件以上ものインタビューと、スティーブさんが近親者や、周囲のスタッフ、またビジネスのライバルらと交わした、100以上もの会話を引用した同書は、紹介文のとおり、マスコミにプライベートに踏み込まれるのを好まなかったスティーブさんが初めて、自ら進んで協力した貴重な伝記であり、スティーブさんがそのように態度を翻した理由としては、著者のウォルター・アイザクソンがCNNのCEOまでつとめたばかりか、オバマ大統領から放送管理委員会のトップに任命されるなど、超一流のジャーナリストである信頼感もありますが、スティーブさんは生前、自らの死期を覚っていたんでしょうね…、“子どもたちに、ぼくのことを知ってほしいんだ…” と、考えを変えた理由を語っていました…。

果たして、類まれなるユニークな経営者だった故スティーブ・ジョブズの生涯を、ソニー・ピクチャーズはどのように映画化するのか?!、Apple の一貫したスマートな価値観を映画に盛り込んで、再現することができるのか?!、これから起用される脚本家や、監督の人選はもちろんのこと、いったい誰が、スティーブ・ジョブズを演じるのか?!、大きな話題の的となっていきそうですね…!!、なお、マイク・フレミングも書いてくれているのですが、CIAリーダーの小林さんがファンページで指摘してくださったように、1999年に製作されたドキュメント・ドラマのテレフィーチャー「パイレーツ・オブ・シリコンバレー」では、スティーブン・スピルバーグ監督が製作総指揮のSFインベージョン・ドラマ「フォーリング・スカイズ」で活躍しているノア・ワイリー AKA 「ER」のドクター・カーターがスティーブ・ジョブズを演じ、スティーヴン・キング原作のテレビシリーズ「デッド・ゾーン」のアンソニー・マイケル・ホールが、マイクロソフトのビル・ゲイツに扮しました。と言われれば、そうか…ッ!!、スティーブ・ジョブズの伝記映画となれば、ビル・ゲイツも当然、出てくるだろうし、ピクサーを立ち上げるくだりになれば、ジョージ・ルーカスや、ジョン・ラセターも出てこなきゃならないじゃないか…!!、それらの実在の人物を、それぞれ誰が演じるんだ…?!と、イメージを広げれば、う~ん…、このソニー・ピクチャーズ製作・配給の伝記映画「スティーブ・ジョブズ」がどれだけ注目されることになるのか?!、ソニピが映画化権取得に100万ドル以上300万ドル未満の大枚をはたいた意味が、さらによく理解できたかもしれませんね…!!






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