Django Unchained : クエンティン・タランティーノ監督が最新作「ジャンゴ・アンチェインド」からケビン・コスナーの抜けた穴を、「デス・プルーフ」でカバー!!、カート・ラッセルがまたバイオレンスな外道を演じるほか、「キル・ビル」の女優も招集しやがった!!
by
Billy
2011年10月1日土曜日
グラインドハウス・ムービーの「デス・プルーフ」で、足フェチのクエンティン・タランティーノ監督の期待に見事に応えたスネーク・プリスキンが、同映画以来となる約5年ぶりの本格的なスクリーン復帰を果たすことになりそうです…!!
クエンティン・タランティーノ監督が19世紀のアメリカ南部を舞台に、当時の奴隷制度に因縁をつけ、また歴史を正しく書き変える?!最新作のスパゲッティ・ウエスタン風アクション映画「ジャンゴ・アンチェインド」で、毒舌コメディアンのジェイミー・フォックス(「コラテラル」2004年)が抜擢されたタイトルロールの宿敵となる、レオナルド・ディカプリオ本人とは正反対の人間のクズの悪役ムッシュ・カルバン・キャンディの手下で、右腕のエース・ウッディを演じるはずだったケビン・コスナーが、スケジュールの都合で急遽、降板してしまった…!!という、残念なニュースを先月9月半ばにお伝えしました。
その撮影開始を目前にして、メイン・キャストに突然、欠員ができてしまったピンチを、タランティーノ監督はいったい、またどんな奇抜な人材を起用することで、穴を埋めるのか?!、ケビン・コスナーの代役に注目が集まっていたわけですが、The Wrap が伝えてくれた独占スクープの続報によれば、前述の「デス・プルーフ」(2007年)で、タランティーノ監督とコンビを組んだカート・ラッセルが出演交渉の席に着き、製作のワインスタイン・カンパニーが、その情報を事実であると認めました…!!
すでにタランティーノ映画に出演した前科のあるカート・ラッセルが、ケビン・コスナーの後任の代役というのは、期待された意外性には欠ける人選であると同時に、レオとケビン・コスナーが悪役という設定から察せられた、顔はイケメンの二枚目でも、中身はサイテー!!という配役のコンセプト?!も崩れてしまうものの…、
カート・ラッセルは、そもそもはミッキー・ロークが主演するはずだった「デス・プルーフ」でも、主役の抜けた穴を見事にふさぎ、出来上がった映画を観れば、あらかじめカート・ラッセルの主演が想定されていたかのような存在感を発揮していましたから、その役者としての力量や、「デス・プルーフ」を救って、まさにタイトルどおりの “不死” にしてくれた功績を踏まえると、タランティーノ監督は恩の借りに仁義で応え、「デス・プルーフ」のミラクルを「ジャンゴ・アンチェインド」で復活させることを目論んだものとして、タランティーノ・ファンの方は、大いに前向きに評価をすることができるのではないでしょうか…!!
なお、この言わば、「ジャンゴ・アンチェインド」にカート・ラッセルの出演が内定!!と、ワインスタイン・カンパニーが認めたニュースとは別に、レオナルド・ディカプリオの姉だか妹だか、年齢の設定はよくわかりませんが、身内で未亡人のララ・リー・キャンディ=フィッツウィリーの役に、「キル・ビル」の後編「Vol.2」(2004年)に出演していた無名の女優ローラ・カユーテ(右上写真)の再登場が決定したことを、業界ブログの Heat Vision が報じています…!!
カート・ラッセルが、人間クズのレオナルド・ディカプリオの命令を受け、奴隷たちを死ぬまで戦わせる金儲けの見世物を盛り上げるため、鬼畜なシゴキで奴隷たちを鍛え上げることになる「ジャンゴ・アンチェインド」は、いよいよ来月11月にクランクイン!!、全米公開は来年2012年12月25日なので、クエンティン・タランティーノ監督からの心温まるクリスマス・プレゼントになる予定です!!、「イングロリアス・バスターズ」(2009年)の悪役クリストフ・ヴォルツが演じる元歯医者のすご腕の賞金稼ぎ Dr. キング・シュルツと、カート・ラッセルの対決も楽しみですね!!、なお、北米以外の諸外国では、共同製作のソニー・ピクチャーズの作品として、「ジャンゴ・アンチェインド」は登場する予定です!!
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