消防車の上に乗っている左端が、スティーヴ・ブシェミ。かつての同僚を探して、出来れば救うため、仲間と出かけるところ…。

クエンティン・タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」(1992年)や、コーエン兄弟監督の「ファーゴ」(1996年)のほか、「アルマゲドン」(1998年)といった大ヒット作でも、カルトな存在感を放った名優のスティーヴ・ブシェミが、2001年9月12日にマンハッタンのリトル・イタリーの消防署に臨時で復職した姿を撮らえた貴重な写真です。


映画俳優としてデビューを果たす以前の無名時代の1980年から1984年にかけて、同消防署にボランティアの消防士として勤務したスティーヴ・ブシェミが、いても立ってもいられず復職を願い出た前日に何があったかは言うまでもありません…。あれから早くも、10年の月日が過ぎ去ろうとしています…。現在は、マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮のテレビシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」で活躍しているスティーヴ・ブシェミ53歳の映画の最新作は、ジャック・ケルアックの自伝的な文学「路上」を、「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004年)のウォルター・サレス監督が映画化したた「オン・ザ・ロード」(2012年公開予定)で、サム・ライリーや、ギャレット・ヘドランド、クリステン・スチュワートといった若い俳優と共演しています。消防士スティーヴ・ブシェミの胸中に、しばし共感してあげてください…。





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