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アメリカン・プロレスのドラマなので、燃える闘魂アントニオ猪木や、藤波辰爾に、革命戦士 長州力の維新軍団、また、ジャイアント馬場に、故ジャンボ鶴田といった、往年の日本の名選手が登場するか?!は疑問ですが、そうしたレスラーの方たちが、かつて戦っていた現代のネプチューン ハルク・ホーガンや、ひとり民族大移動の人間山脈 アンドレ・ザ・ジャイアントといったレジェンダリーなレスラーたちをモデルとするキャラクターは、まず間違いなくリングに上がることになるのではないでしょうか…?!





業界メディア Deadline のテレビ担当記者 ネリー・アンドレーワが伝えてくれた最新のドラマ・ニュースによれば、NBCテレビが、80年代のプロレス黄金時代を題材とする新ドラマ・シリーズのスタートを目指し、そのパイロット版の製作に着手することを決定したそうです…!!
同プロレス・ドラマの内容については、その詳細や方向性は現時点では明らかとなっていませんが、ザ・ロックのリングネームで、プロレスラーとして90年代に成功し、その知名度にあやかる格好で、映画スターへの転進を遂げたドゥエイン・ジョンソン(「ファストファイブ」2011年)と、「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」シリーズなどのヒットメイカーのスーパープロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮のクリエイターをつとめることからすると、バカバカしいコメディのシットコムではなく、当時のプロレス界の裏話をまじえて、プロレスラーという生き方を正面から描く本格的なスポーツ・ドラマに作り上げられる可能性が高いように思われます。
そして、それを裏付けるように、ドラマのシナリオを執筆するのは、ローマ時代の剣闘士を主人公とするアクション・スペクタクル・ドラマの「スパルタカス」の脚本チームのメンバーであるブレント・フレッチャーと、シーマス・ケヴィン・フェイヒーだそうですから、その人材起用を踏まえても、男臭い格闘技ドラマが目指されているような感じですね。


また、80年代のアメリカン・プロレスということは、オーナーのビンス・マクマホンが指揮をとり、ハルク・ホーガンを看板のスター選手として全面的に押し出すことで、一世を風靡したプロレス団体 WWFの台頭が、物語の中心に据えられることになるだろうと予想できますが、そうしたショーとして割り切り、ひたすら娯楽性を高めたプロレスが主流となる中で、ストロング・スタイルの格闘プロレスにこだわる選手の葛藤や、八百長でスターに祭り上げられる選手の心情などが描かれるとするなら、プロレス・ファンならずとも、なかなか面白そうなドラマではないでしょうか?!

「ザ・レスラー」(2008年)のミッキー・ロークにも参戦してほしい?!プロレス・ドラマの具体的な製作スケジュールは示されていないので、本格的な構想はこれから練られるのかもしれませんが、取りあげる題材こそ違うものの、60年代のスッチーの世界を描いた、クリスティーナ・リッチ主演のABCテレビの「パンナム」など、テレビドラマは懐古趣味に向かいつつあることを、ネリー・アンドレーワは指摘してくれており、どうやら、インターネットに移行して、もうテレビを持っていない若年層ではなく、各局はまだテレビを観てくれる中高年以上の視聴者を対象とした企画を検討する方向に走っているようで、この80年代プロレス黄金時代の復刻というのも、そうした昔を懐かしみ始めた人たちをアテにして、取り込もうといった下心があるようです。ま、いずれにしろ、どんなプロレスラーたちが、ドラマのキャラクターとして復活を果たすのか?!、興味深い企画ですね!!


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