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日本と同じく30度を超す真夏日の炎天下のピッツバーグなのに、雪が舞う真冬という設定で、防寒着のコートに身をくるみ、半ばガマン大会に近い?!文字通りの熱演ですから、いったい、トム・ハーディはどれだけ汗をかいていることか?!、つるっパゲに剃りあげた頭から湯気をあげるように噴きだすにちがいない汗を、スタッフの方にぬぐってもらっています…!!、ガンバッている本人には失礼ですが、悪役にしては、ちょっと滑稽な姿かもしれません…?!








クリス・ノーラン監督のバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」が、現地ピッツバーグでも昨日となった7月30日(土)に、カーネギーメロン大学をゴッサム刑務所に見立て行った撮影の様子のセット・フォトは、すでに本日、先にご覧いただきましたが、それらの写真で紹介したトム・ハーディ扮する悪役ベインが初めて、全貌を現したシーンを遠巻きに撮らえたビデオがあったので、ご覧ください!!、本来はバットマンの愛車であるはずのタンブラーの屋根に上がったベインが何をしているのか?!は、写真ではよくわからなかったのですが、動画で見ると、どうやら選挙前の政治家のように、聴衆に向かって、街頭演説の呼びかけをしているらしく、手に持っていた紙はセリフを書き写したカンニング・ペーパーではなく、演説の原稿の小道具だったように見受けられます。しかし、残念ながら、ビデオの撮影者の位置が、トム・ハーディからは遠く、ビデオの音声で聞かれるのは周囲のやじ馬のつぶやきばかりで、肝心のベインがいったい、何を訴えているのか?!は皆目、見当がつきません…。
ところが、ベインは何を語っているのか?!、そのヒントになりそうな写真を(↓)、地元でスポーツ・フォトグラファーとして活躍するジャレド・ウィッカーマンさんが撮影していたことを、The Playlist の映画ライター、ゲイブ・トロが指摘してくれました!!


動画の冒頭で、トム・ハーディのベインは手に持った紙を破り捨て、それを周囲にバラまいていますが、上 ↑ の写真は、さすがプロのスポーツ・フォトグラファーらしく、その瞬間を絶妙に撮らえたもので、ベインがビリビリに引き裂いたのは、紙ではなく、人物の顔写真だったことが明らかに見てとれます。
で、下 ↓ はその破られて、宙に飛散した顔写真の部分を拡大してみたものです。顔が無残に引きちぎられていることで、見づらくはありますが、この写真を紹介してくれたゲイブ・トロは、この人物は、前作「ダークナイト」(2008年)に登場したハービー・デント AKA トゥーフェイスだと解釈しており、確かに顔の輪郭や、頭髪の具合から、アーロン・エックハートが演じたキャラクターであるのは間違いないように思えます。



果たして、トム・ハーディのベインがなぜ?!、演説を行い、ハービー・デントの写真を引き裂かなければならないのか?!、それらの理由を断言することはできませんが、フツーに憶測すれば、前作「ダークナイト」で、ゴッサムシティの希望として登場し、正義を遂行して、街を浄化しようとした検事の末路に、バットマンがかかわっていることを、ベインはヤリ玉にあげて、批判し、自分こそがダークナイトにとって代わる存在である!!、バットマンを倒せ!!といったようなことを主張しているのではないでしょうか?!、そのように考えると、ベインがお立ち台にしているカモフラージュ仕様のタンブラーは、バットマンのものではなく、バットマンに代わる者のシンボル?!として、ベインが乗ってきたのかな?!とも思えます。
また、上 ↑ の動画をよくご覧になれば、演説するベインを守るようにして、周囲を見張り、銃を構えた人物がいる(約10秒め)ことに気づくはずなので、「ザ・ダークナイト・ライズス」の悪役のベインは単独行動ではなく、仲間の部下を従えた軍団のリーダー?!と仮定すれば、だから、複数=3台のタンブラーを連ねて、やって来たのか?!という推理も成立しそうです。1枚の写真が暗示したベインとハービー・デント=トゥーフェイスの関係とは、実際はどういうものなのか?!、そして、もしかすると、何らかの形で再び、ハービー・デントが完結編にも登場するサプライズが待ち受けているのか?!、CIAリーダーのダークナイト・ファンのみなさんは、どのように思われたでしょう…?!




上 ↑ の動画は、ゴッサム刑務所の囚人役に起用されたエキストラの人たちが、スタッフの女性に引率されて、現場入りし、暴動シーンで使う小道具の武器を受けとる様子です。
下 ↓ の動画では、武器を手に暴動を起こした囚人たちが、ゴッサム刑務所=カーネギーメロン大学の出入り口を爆破し、集団で脱走をくわだてる件の撮影風景のようです。ベインの演説と、囚人たちの暴動は関連した出来事なのでしょうか?!




今週は、こうした撮影風景の写真やビデオが氾濫することになりそうなバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」は、ワーナー・ブラザースの製作・配給により来年2012年7月20日から全米公開!!、それにしても、真夏日にバットマンのコスチュームで全身を包み、アクション・シーンを演じなければならないクリスチャン・ベールや、スタントマンの人たちが熱中症で倒れてしまわないか?!、ちょっと心配ですね…。事故がないことを祈ります!!

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