************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


マスコミの人とケンカばかりするので、映画のプロモーションがうまくいかず、ヒットするものもヒットしないラッセル・クロウが、出世作となったクライム映画「L.A.コンフィデンシャル」(1997年)の原作者である人気作家ジェイムズ・エルロイの原案で、映画監督デビューを飾ることを検討しているそうです…!!




ラッパーのRZAが映画監督デビューを飾るマーシャル・アーツのアクション映画「マン・ウィズ・アイアン・フィスツ」(今年2011年末全米公開予定)に主演したラッセル・クロウが、これだったら俺にもできる…!!と思ったのか、どうかはわかりませんが、かねてより考えていた監督業への進出を、いよいよ本気で検討しているらしいことを、業界メディア Deadline NY のマイク・フレミングが独占ニュースとして伝えてくれました…!!

ラッセル・クロウが自ら主演し、同時にメガホンもとって、自作自演に挑戦しようと考えている企画は、冒頭のように、人気作家ジェイムズ・エルロイが、かれこれ10年前の2001年にパラマウント映画に売り込み、大変におもしろい題材ながら、その内容を消化することが難しいため、映画化されず、持ち越されてきた「77」という作品です。
タイトルの「77」は、1977年を意味しており、それに先がけること3年前の1974年2月に、名作映画「市民ケーン」(1941年)のモデルとして知られる新聞王ウィリアム・ハーストの孫娘にして、当時のサンフランシスコ・エグザミナー紙の社長ランドルフ・ハーストの娘であるパトリシアを誘拐し、彼女を洗脳して、犯行の仲間に引き入れた事件で、世界に衝撃を与えた左翼過激派集団のシンバイオニーズ解放軍と、ロサンゼルス警察とが同74年5月におびただしい銃撃戦をくり広げ、それがテレビ中継されたショッキングな史実を、白人と黒人の警官コンビの視点から描くというもので、さらに当時、発生した未解決の警官殺しをからめるという、「L.A.コンフィデンシャル」の作者らしい実録的な生々しい犯罪ストーリーだそうです。

ラッセル・クロウは当然、その出来事の一部始終を、黒人の相棒と追う白人警官に扮するのでしょうが、1977年というタイトルは、たまたま外出中で銃撃戦に巻き込まれず、逃亡をはかったパトリシア・ハーストがその後、逮捕され、洗脳の事実がある程度、認められたことで、時のジミー・カーター大統領の恩赦で、1977年1月に釈放されるまでを含めて描くつもりなのでしょうから、ラッセル・クロウが気持ちをかためて、映画化に臨んだ場合、誰がパトリシア・ハーストを演じるのか?!、主演女優の配役にも注目が集まりそうです…!!
この「77」の製作をつとめるのは、10年前にジェイムズ・エルロイから企画を持ち込まれた経緯のある、人気ドラマ・シリーズ「ロー&オーダー」の原案プロデューサーとして知られるディック・ウルフで、恐らくは同ドラマのスタッフ・ライターだったと思われるデヴィッド・マシューズによるシナリオの書き直しを、ラッセル・クロウは現在、待っている状態だそうです。
その新しいシナリオの出来栄え次第で、ラッセル・クロウは「77」に監督・主演するか、どうか?!、決めることになるわけですが、以上のように、興味をそそられる実録犯罪ものなので、ぜひとも実現し、ラッセル・クロウ復活の起爆剤になればいいですね…!!、CIAリーダーのみなさんは、ラッセル・クロウの映画監督デビューは吉と出るか、それとも失敗するか?!、その行く末をどのように予想されるでしょう…?!


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