ピクサー・アニメーション・スタジオで、プログラマーなどの主にエンジニア系のテクニカルなお仕事に携わっていたクリス・ペリーさんが、メディア・アーツの准教授として現在、教鞭をとっておられる、マサチューセッツ州のハンプシャー・カレッジのアニメの授業のカリキュラムに組み込みながら、インディペンデントに作られた、CGアニメの短編作品「37番タワーの出来事」です！！、本作を2009年に完成されたクリス・ペリーさんは、昨2010年は様々な映画祭で上映するサーキット・ツアーを行っていましたが、アメリカでは本日3月22日(火)が“世界水の日”であるのにちなみ、全編を惜しみなく、ネットにアップロードしてくださいました。この“世界水の日”にふさわしい「37番タワーの出来事」の内容は、かつては満々と水をたたえた湖だったのに、地下から直接、水をくみ上げるサイフォン状の施設によって、水をよそにパイプで運ばれ、湖が干上がったことで死活問題に追い込まれた者たちのリベンジを描いたストーリーです。
全編にわたって、セリフはなく、アニメと音楽だけで物語られ、ご覧になれば、どなたでも少し胸が痛くなるような結末に、しばし、ジッと考え込まずにはいられないかもしれません。約11分間と少し長いのですが、作品の完成度が高いため、気づくとグイとひきこまれ、観入ってしまうことになるのではないかと思います。ぜひ、お楽しみください…！！












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