オリジナルの「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーを作ったピーター・ジャクソン監督にメガホンを託した、「ホビット」の前監督ギレルモ・デル・トロは、アンディ・サーキスの起用を公言していましたから、モーキャップの名優が再び登場することはわかりきっていましたが、その出演契約が正式に結ばれることになりました…！！






倒産の危機を脱したばかりの MGM が共同製作というのは名ばかりで、実際はワーナー・ブラザースが前後編あわせての巨額製作費＝約5億ドルの全額を単独出資してくれることで、ついに難産のプロジェクトが現実になったことを、先週末の金曜日(1月7日)にお伝えした「ホビット」に、オリジナルの「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーに主演したイライジャ・ウッドのカムバックが正式に決定したことも、その翌日の土曜日(8日)に続けて、お知らせしました。
それらの記事の中で、「ホビット」の動きは加速するはず…と書きましたが、案の定、週が明けるやいなや、指環の魔力にとり憑かれた餓鬼のようなゴラムを、モーション・キャプチャで演じたアンディ・サーキスの出演契約も間もなく、正式に結ばれることが判明し、DEADLINE NY のマイク・フレミングがレポートしてくれました…！！

これによって、早くから再登場が固まっていたケイト・ブランシェット＝ガラドリエルに、先週、決まったイライジャ・ウッド＝フロド・バギンズ、そして、アンディ・サーキスのゴラムという、3名のオリジナル・キャストのカムバックが確定したわけですが、マイクによると、魔法使いのガンダルフを演じたイアン・マッケランと、サルマンのクリストファー・リー、そして、「ホビット」の主人公であるビルボ・バギンズの晩年を、トリロジーで演じたイアン・ホルムらの再登場も、近日中に正式決定し、公表される可能性が高いようです。
先にお伝えしたように、そもそも原作の「ホビット」には登場しないイライジャ・ウッドのフロドの役割は、恐らく全体が回想形式になると見込まれる映画の語り手らしいと予想されていますが、同様に原作には登場しないサルマンを、ピーター・ジャクソン監督がどういったアイディアで、「ホビット」2部作の物語に取り込んでいるのか？！、その他のオリジナル・キャストのカムバックの動向ともあわせて、さらに進展が注目を集めそうですね。

エドガー・ライト監督の「ホット・ファズ」(2007年)だけじゃなく、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)にも出演しているマーティン・フリーマンが主演する超大作「ホビット」は来月2月にニュージーランドでクランクインし、前編「ホビット Part1」の公開は来年2012年12月、後編の「ホビット Part2」は、その1年後の2013年12月公開の予定です…！！




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