Iron Man News : アイアンマンの運転手ハッピーがスターク・インダストリーを退職!!、ジョン・ファヴロー監督がシリーズ最新作「アイアンマン3」から無念の降板決定!!
by
Billy
2010年12月15日水曜日
「アイアンマン」ファンのCIAリーダーの方は、また始まったか…といった、ため息をつかれたかもしれませんね…。
ディズニー映画として2013年5月3日に全米公開されることが決定しているシリーズ最新作「アイアンマン3」を、前2作を監督したコメディアンのお笑い芸人ジョン・ファヴロー以外の監督に作らせる方向性で、新監督起用に動くことを、製作のマーベル・スタジオがアメリカでは昨日となる12月13日(月)に決定したことを、ニューヨーク・マガジンのカルチャーブログ Vulture がスクープし、追って、それが事実に相違ないことを、ハリウッドの敏腕ジャーナリストのニッキ・フィンケ女史が確認しました…!!
ロバート・ダウニー・Jrの演じる主人公トニー・スタークAKAアイアンマンのお抱え運転手ハッピーとして、自らもレギュラー出演者のひとりに名を連ねているお笑い芸人のジョン・ファヴローは、メガホンをとったシリーズ第1作「アイアンマン」(2008年)が大ヒットで成功したにもかかわらず、続く「アイアンマン2」の製作開始にあたって、続投の監督料が期待どおりに賃上げされなかったことから、駄々をこねて降板を宣言し、マーベルのあこぎなドケチ商法の是非を世間に訴えたことを覚えているCIAリーダーの方も多いと思います。
その後も「アイアンマン」シリーズにおいては、トニー・スタークの友人ローディ中佐役をシリーズを通して演じる契約を結んでいたテレンス・ハワードを、本人に一切、知らせないまま、一方的に解雇し、はした金で出演をOKしたドン・チードルを代役に雇ってしまったスキャンダルや、悪役のウィップラッシュに起用されたミッキー・ロークがギャラが安すぎるとして一旦降板、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが出演料の金額が話にも何もならない…と憤慨して、やはり一旦降板と、主に金銭に関するトラブルが耐えなかったわけですが、このマーベルが下したジョン・ファヴロー監督の続投は見送り、新たに別の監督を採用する…という決定は、あたかも再び、ファンの心情を無視した、そうした一連のマネー・ウォーズが始まったかのような感じで、残念でなりません。
しかし、そのように単にギャラをめぐる亀裂であるならば、過去にもそれが交渉で修復されてきた経緯を踏まえると、結局また、ジョン・ファヴロー監督が復帰して、「アイアンマン3」を作ってくれるのかな…?!といった期待が持てないこともないのですが、今回のジョン・ファヴロー監督の降板にあたっては、映画の内容に関するクリエティヴ面での意見の相違も大きいようです。
その意見の相違とは、先週の土曜日(12月11日)に初公開の予告編をご覧いただいた、来年2011年5月6日全米公開のマーベルの新しいコミックヒーロー映画「ソー」のプリクエール的な要素や、ヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」(2012年5月全米公開)への布石を、「アイアンマン2」に盛り込むことを強制されたことから、本来のトニー・スタークAKAアイアンマンの活躍を描くことに集中できず、映画の印象が散漫になってしまい、シリーズの評価の低下を招いてしまった問題に端を発します。その2時間4分もある「ソー」の予告編?!などと世間に揶揄されたことを、マーベルが反省してくれればよかったのですが、CIAリーダーのみなさんはご承知のように、マーベル・スタジオの代表のケヴィン・ファイジは人間のクズとして有名ですから、ジョン・ファヴロー監督はシリーズ最新作「アイアンマン3」においても同様に、前述の「ソー」や「キャプテン・アメリカ」(2011年7月22日全米公開)、「アベンジャーズ」のその後の物語を含めるように求められたことを、先ごろ、MTVのジョシュ・ホロウィッツに対して、インタビューで明らかにしました。
よって、ジョン・ファヴロー監督が「アイアンマン3」から降板の真意としては、そのように「アイアンマン」シリーズを独立した作品ではなく、いわゆる“マーベル・ユニバース”を形成する核に仕立て上げなければならないことへの憤りが限界を超えてしまった事情が背景にあるものと察せられるため、仮りにお金の問題も絡んでいて、それが解決されたとしても、今度ばかりはジョン・ファヴロー監督のカムバックは期待できないのかもしれません…。
ただし、唯一の救いとしては、自分の乗るクルマの運転手を誰にするか?!を決める最終的な権利は当然?!、スターク・インダストリーの経営者であるトニー・スタークが握っていることで、マーベルが指名した新監督に対して、ロバート・ダウニー・JrがNOとクビを横に振れば、それでその新監督はおしまい…となり、“おれは長年仕えてくれてる顔なじみのハッピーじゃなきゃイヤだね”と RDJ が言えば、マーベルはジョン・ファヴロー監督に頭を下げて妥協し、戻ってきてもらうしかなくなります。
さて、「アイアンマン3」のメガホンは誰に委ねられることになるのか?!、そして、RDJは出演契約に盛り込まれた監督決定権を行使するのか、しないのか?!、今後の動向に注目していくことになりますが、どうやら、ジョン・ファヴロー監督は反対の立場らしい、コミックと同様のマーベル・ユニバースを映画で展開するのはうまくいかない…といった問題について、CIAリーダーのみなさんはどのように思われるでしょう…?!
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