UPDATE: Latino Review が、「インセプション」の DVD/Blu-ray のリリースを祝って、ワーナー・ブラザースが昨夜、開いたパーティーの席で、クリス・ノーラン監督本人に、この件が事実ではないのを確認しました…！！

UPDATE: 映画ジャーナリストのクリント・モリスが、この件についてワーナー・ブラザースに直接、問い合わせてみたところ、同社からの回答は、“それは本当に事実ではない…”とのことで、このシリーズ完結編の最新作「ザ・ダークナイト・ライズス」に再び、故ヒース・レジャーのジョーカーが登場するのでは…？！という噂は完全に否定されました。
しかしながら、同じクリント・モリスによると、「バットマン・ビギンズ」(2005年)が公開された当時の構想では、シリーズ第3弾にも確かにジョーカーは登場する予定だったそうで、「羊たちの沈黙」(1991年)のクラリスとレクター博士のような関係で、トゥー・フェイスの行方を追うバットマンに、ジョーカーは監獄の中から助言を与えて協力し、両者がチームを組むはずだったそうです。
そうした当初の構想と、クリス・ノーラン監督がシリーズ第1弾の悪役だったキリアン・マーフィのスケアクロウを「ダークナイト」(2008年)にも登場させることで、シリーズに連続性を持たせた実績とがあいまって、どうやら、この「ザ・ダークナイト・ライズス」にジョーカーが登場する…！！というデマが出来あがってしまったようです。


オーストラリアとニュージーランドにまたがるオセアニア地域で最大のニュース・メディア、フェアファックスによれば、短い時間ですが、オーストラリア出身の故ヒース・レジャーのジョーカーがシリーズ完結編の最新作「ザ・ダークナイト・ライズス」に再び登場する可能性が高いそうです…！！




フェアファックスがニュージーランドで運営するニュース・メディア、Stuff が独自に伝えたニュースによれば…、
シリーズ展開の物語の連続性を重んじるクリストファー・ノーラン監督が、バットマンの宿敵ジョーカーを映画史に残るカリスマ的な迫力で演じてくれたにもかかわらず、「ダークナイト」の歴史的大ヒットを見届けずに、惜しくも同映画公開前の2008年1月に他界してしまった故ヒース・レジャーへの弔意を示すトリビュートも兼ねて、最新作「ザ・ダークナイト・ライズス」に再び、ヒース・レジャーのジョーカーを登場させることを検討している…とのことです！！

ヒース・レジャーのジョーカーの新作での出演場面は、本人が亡くなっているので当然、前作「ダークナイト」で使われなかった、散り散りのカットが寄せ集められることになり、それらとCGを使って、作り上げるられる…とまぁ、誰でも思いつきそうなことですが、その登場場面は極めて短く、また現時点ではヒース・レジャーの遺族の同意が得られていないので、実際にジョーカーが再びスクリーンに蘇るか、どうか？！はわからないそうです。

果たして、ニュージーランドで最も権威のあるニュース・メディアのひとつに数えられる Stuff の情報の真偽はいかなるものか？！、ちょっと判断がつきませんが、いずれにしろ、いつも述べているように、クリス・ノーラン監督の映画の情報は、クリス・ノーラン監督本人の口から直接、語られないかぎり、ひとまず、可能性の話題のウワサとして理解しておくほうが無難かもしれません。
しかしながら、冒頭に記したように、ヒース・レジャーがオーストラリア出身であることや、「バットマン」シリーズを製作・配給するワーナー・ブラザースが、ヒース・レジャーの未公開カットの映像を使用するにあたり、遺族の承諾が必要であるらしい点のふたつを重ね合わせると…、なぜ、ハリウッドから遠く離れたオセアニア地域で、この「ザ・ダークナイト・ライズス」に関する特ダネがリークされたのか？！、その事情も様々にわからないではありませんね。


CIAリーダーのみなさんは、このシリーズ完結編の最新作「ザ・ダークナイト・ライズス」に、前作からの物語をつなぐ役割？！として、再び、ヒース・レジャーのジョーカーが登場するらしい…？！というニュースをどのように思われたでしょう？！、もし、本当にまたジョーカーがスクリーンで観られるのであれば、それを歓迎されますか…？！

UPDATE : ゴシップサイトの ShowBiz Spy でも、まったく同じニュースを伝えています。

クリストファー・ノーラン監督最新作のバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」は、再来年2012年7月20日から全米公開です…！！





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