J・J・エイブラムス監督が人気の古典SFドラマ・シリーズを現代化した新生「スター・トレック」(2009年)の冒頭に登場した、このロボットのおまわりさんのセリフは、仮りに英語が苦手でも、映画をご覧になられた方はもとより、予告編しか観ていないよという方でも、そのまんまソックリ覚えているのではないでしょうか?!
彼が発したひと言は、英会話の基礎中の基礎の “What's your name ?” で、日本語訳は不要だと思います。
その問いかけに、クルマもろとも崖に転落しそうになった無鉄砲な少年が “I am James ! Tiberius ! Kirk !” (ぼくはジェームズ・タイベリアス・カーク)と答えた瞬間に…、わぁ!!、新しい「スター・トレック」が始まる!!という期待のワクワクが一気に感じられたのではなかったでしょうか。
その新生「スター・トレック」のオープニングは、観客にこれから始まる映画に期待を抱かせただけでなく、その後、登場するクリス・パインの成長した青年の主人公ジム・カークの人となりまでをも、観客に充分に理解させてしまった、完璧に手際のよい映画の始まり方のお手本のような“自己紹介”だったと思います。
そのように映画において、自己紹介の場面というのは、文字通りに人や物を観客にわかってもらう大事な場面であると同時に、例えば、007/ジェームズ・ボンドが「ボンド、ジェームズ・ボンドだ…」と、必ず2回、“ボンド”とくり返し、自分の名前を言うことで、007映画を観た…!!と納得のいくファンの方がいらっしゃるかもしれないように、自己紹介は様々な形の“見得”として、観客の気持ちを高揚させる効果の観どころともなっていますね。
ロバート・ダウニー・Jr の真似をして、“アイ・アム・アイアンマン”と言ってみたり、喉の奥から低い声を出して“アイム・バットマン…”と、クリスチャン・ベールのフリをしてみた人が、CIAリーダーの中には絶対にいるはずです。
続きを読むのあとの動画は、そうした主に映画の中の自己紹介の場面を、なんと250シーンも集めた大変に観応えのあるもので、そのため約9分半と長いのですが、あぁ、この映画は観た!!、アレ、この映画は何だっけ?!と、次々に登場する映画の断片を眺めて、ドップリと映画の世界にひたりながら、週末の夜のひと時を楽しんでいただければ…と思います!!、もちろん、ジェームズ・タイベリアス・カーク君も登場します!!
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