ひとりぼっちで生きる孤独な少女のシンテルは、ある日、傷ついた子どものチビのドラゴンを見つけ、傷を癒して介抱し、スケールズと名づけて絆を育みますが、恐ろしい大人のドラゴンにチビをさらわれてしまったことから、シンテルは無二の親友を救うため、危険な戦いの待つ冒険の旅に出ることに…ッ！！







世界中の有志から寄せられる募金の寄付によって開発が進められている、オープンソースで無償の3D-CGソフト、Blender（ブレンダー）を管理する、オランダのブレンダー財団が、同ソフトの機能を示すサンプルとして、現地の映画製作ファンドや、企業などから資金を集めて、完成した約15分間のショートアニメ「シンテル」です。
ストーリーは冒頭に記したようなシンプルなもので、セリフに頼らずとも、観るだけで内容は存分に理解できますし、英語を聴きとるのは苦手でも、読めば概ねわかるという方は、中学英語のレベルで書かれた英語字幕をクローズドキャプションで表示してください。

主人公の少女の名前“シンテル”＝“Sintel”は、英語の“Cinder”＝“灰”にあたるオランダ語で、つまり、“灰かぶりのエラ”＝“Cinder Ella”＝“シンデレラ”のことを意味しています。
監督は、コリン・レヴィーという人で、このグッとくる結末の冒険譚を気に入った方は、ダウンロードや DVD で本作を購入し、Blender の機能向上に貢献することが可能です。


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