短編映画「1915」で、昨2009年の第36回学生アカデミー賞のファイナリストに残ったばかりか、同作品で、全米監督協会の学生映画賞で、最優秀男性監督に選ばれた経歴を持つ、新進気鋭のフィルムメイカー、マルコ・ガルシアが長編映画の監督デビュー作として企画を進めているゾンビ・ホラー映画「オーシャン・ブラック」の一部を実際に映像化して、どのような作品なのか？！、そのコンセプトを示したプロモーション用の予告編となるショートフィルムです…！！

アトランタ出身のマルコ・ガルシア監督が考えている本作のコンセプトは、ゾンビ映画だけに単純で、理由はさておき、ひとまず、お約束として、ゾンビ感染が拡大し、主人公のドンとアンバーのカップル、そして、ふたりの息子のアーロンは、アパートの自室に閉じこもって、難を逃れていたが、1週間が経過して、食料が底を尽きたことから、家族は遠く離れた沿岸の町を目指して、決死の旅に出発することに…！！といったもので、上 ↑ の約6分間のショートフィルムでは、カップルと幼い息子がアパートの部屋を出て、初めて遭遇する危機の様子が描かれています…！！



さすが、公けに才能が認められたマルコ・ガルシア監督だけに、新人とは言え、その演出は緊張感をはらんで手際よく、長編映画に完成した「オーシャン・ブラック」が、この後、どういった展開を迎えるのか？！、期待を持たせてくれていますね。また、荒廃した世界を舞台に、親子が命がけの旅をする…というテーマにおいては、ジョン・ヒルコート監督が、主演にヴィゴ・モーテンセンを起用して、コーマック・マッカーシーの原作を映画化した傑作「ザ・ロード」(2009年)があったわけですが、この「オーシャン・ブラック」が、仮りにゾンビ映画版の「ザ・ロード」に仕上がったとしたなら、ジャンルに一石を投じることになるかもしれません…？！





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