ヌー・イメージ/ミレニアムが、大根役者のニコラス・ケイジを主演に起用して製作した最新作のスーパーナチュラル・バイオレンス映画「ドライブ・アングリー 3D」の予告編を、配給のサミットワイライト・エンタテインメントがリリースしたので、ご覧下さい…！！
本作で、ニック・ケイジが演じている主人公のミルトンは、すでに死んで、地獄に堕ちた極悪人の重犯罪者。そのミルトンの娘がカルト集団によって無惨に殺され、孫の赤ん坊がさらわれたことから、激怒したおじいちゃんのミルトンは、おちおちと地獄にもいられない？！とばかりに、あろうことか地獄を脱走し、悪魔を解き放つ儀式の生贄として赤ん坊が処刑される満月の夜までの3日間の間に、孫娘を奪い返して救出しようと、暴力の限りを尽くします…！！

狂ったニック・ケイジと対決するカルトのこれまた狂ったリーダーのジョーナ・キングを演じているのは、娘が顔面蒼白の吸血鬼風青年の虜になってしまったとあっては、カルトに走る気持ちもわからなくもない？！「トワライト」シリーズで、クリステン・スチュワートの父ちゃんチャーリー・スワンのビリー・バーク。
悪魔の使いとして、ニック・ケイジを追跡し、地獄に連れ戻そうとする冷酷で執拗な追跡者は、脱走犯を追うのは得意な「プリズン・ブレイク」のマホーン捜査官ことウィリアム・フィクトナー(↓)。「ダークナイト」(2008年)のオープニングもよかったですね。

そして、地獄から蘇ってきたタフで無敵の極悪人ニコラス・ケイジが、ウエイトレスのお姉ちゃんの助けを必要とは思えませんが、バカ野郎向けのアドレナリン放出娯楽映画としては、カーアクションに、バイオレンスとくれば、あとは女っ気のエロの要素がないと成立しない？！ので、セクシーヒロインとして、血まみれ金髪女子高生のアンバー・ハード(↓)がニック・ケイジの仇討ちに加勢してくれています。


その他の共演者として、「ハート・ロッカー」(2009年)のデヴィッド・モース(↓)や、「ブラッディ・バレンタイン 3D」(2009年)のトム・アトキンスが出演していますが、本作の監督は、その3Dホラー映画の中では、最も出来栄えがよいとされるリメイク映画を作ったパトリック・ルシエ。脚本は、同監督自身に加えて、クリエイティヴ・パートナーで、その前作の3Dホラー映画も執筆したトッド・ファーマーが引き続き、担当しました。


ふ～ん、この映画は要するに、ニコラス・ケイジ主演版の「デス・プルーフ」(2007年)みたいなもんか…だなんて、ジャンル映画マニアのCIAリーダーのみなさんは、ひと言でまとめてしまいそうな「ドライブ・アングリー 3D」の全米公開は来年2011年2月11日。閑散期のいわゆる映画の墓場シーズンの封切りですが、地獄から蘇った主人公同様、興行で大暴れすることができるでしょうか…？！、なお、この映画はフェイクではなく、キチンと3Dのカメラで撮影されたリアル3D映画です。





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