惜しくも先ごろ、5月10日に亡くなってしまった故フランク・フラゼッタ(享年82歳)のファンタジックなイラストの世界を、ロバート・ロドリゲス監督が、実写で完璧に再現してみせる！！と宣言しました…！！





「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作をアニメ化した「指輪物語」(1978年)で知られるラルフ・バクシ監督が、「コナン」や、「ターザン」などのイラストでカリスマ的な人気を集めた故フランク・フラゼッタとコラボし、1983年に発表したアニメ映画「ファイヤー＆アイス」の権利を完全に自らの手中におさめたことを、ロバート・ロドリゲス監督が、AICN の映画ジャーナリスト、ハリーに明かしました…！！
これはロバート・ロドリゲス監督が、ラルフ・バクシ監督との間で進めてきた話し合いがまとまったもので、ロドリゲス監督の製作プロダクション、トラブルメイカーが「ファイヤー＆アイス」の権利者となったことで、今後は同アニメのリメイクをどのように料理しようが、ロバート・ロドリゲス監督が好き放題の自由に行えることになります。
ロバート・ロドリゲス監督は…、

“多くのアーティストや、映画監督に強い影響を与えながら、これまで誰も実現できていないフランク・フラゼッタのファンタジーイラストの世界の完全実写映画化は、やりがいのある挑戦で、だから、「ファイヤー＆アイス」のリメイクに取り組むことにした…”

…と意欲を述べ、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1996年)のポスターを手がけてもらうなど、生前に親交を暖めた故人の遺志を汲む決意を示しています。


ロバート・ロドリゲス監督が、「シン・シティ」(2005年)で、コミック作家のフランク・ミラーとコラボしたように、アニメ作家のラルフ・バクシと協力しながら進めるらしい「ファイヤー＆アイス」の実写映画化が今後、具体的にどう進展していくのか？！、詳細は不明ですが、ロバート・ロドリゲス監督は、オリジナルのアニメ映画を配給した20世紀FOXから最新作の「マチェーテ」を9月3日に全米公開するなど、両者は蜜月関係にありますから、実写版「ファイヤー＆アイス」も20世紀FOX作品として作られるのかもしれません。
「ファイヤー＆アイス」は、先史時代を舞台に、氷をあやつる邪悪な女王ジュリアナと、その息子ネクロンの侵略で、村を滅ぼされた主人公のラーンがヒーローとなって闘いを挑み、誘拐されたプリンセスのティーグラを救う物語です。
YouTube に全部丸ごとアゲられちゃってるので、ヒマな方は、ココからリンクをたどって、お楽しみください…！！




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